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民主労総ゼネスト大会、光化門など都心各地で衝突

民主労総の突然の「集会解散」宣言…ハン・サンギュン委員長は謝罪文を発表

ユン・ジヨン記者 2015.09.23 21:03

全国民主労働組合総連盟(委員長ハン・サンギュン、民主労総)が9月23日、 ソウル征東および光化門一帯で政府の労働改悪阻止のためのゼネスト大会を開いた。 大会に参加した約1万人の組合員たちは、道路を占拠して光化門方向へのデモ行進を試みた。 警察が西大門と光化門一帯でペッパースプレーを散布しながらデモ行進を阻止したため、 労働者と警察の間で物理的衝突が発生した。

デモ隊が警察に遮られたため、民主労総は光化門広場への集結の指針を出したが、 指導部が即時解散を宣言したため混乱が発生した。 これについてハン・サンギュン委員長は謝罪文を発表し 「ゼネスト大会の実践闘争の過程で起きた組織的混乱について、 70万組合員の仲間たちに頭を下げて謝罪をさし上げる」と明らかにした。 一方、汝矣島国会でも民主労総の組合員たちが労働改悪阻止プラカードデモを行い、 デモに参加した41人をはじめ、都心でデモをした組合員54人が警察に連行された。

民主労総の突然の「集会解散」宣言...解散後に警察はペッパースプレーを散布
民主労総ハン・サンギュン委員長が謝罪文発表「判断錯誤、未熟な隊伍の運営に謝罪」

民主労総はこの日の午後3時、ソウル市中区貞洞民主労総事務室の前で9.23ゼネスト大会を開いた。 約1万人の参加者は、集会の開始前から京郷新聞前の8車線道路を占拠してデモを行った。 集会が終わった午後4時20分頃からは、光化門方面から青瓦台デモ行進を始めた。 警察は光化門の興国生命前と西大門駅前の8車線道路に車壁を設置してデモ隊の行進を阻止し、あちこちで衝突が発生した。

民主労総は組合員たちに午後5時30分までに光化門で集結するという指針を出し、 集会参加者は散発的に散って、労使政委事務室がある光化門へと向かった。 だがデモ隊が光化門に集結する過程で、民主労総が即時集会を解散したことで混乱が発生した。 民主労総のイ・サンジン副委員長は集会参加者に集会解散を宣言し、 民主労総も「青瓦台方向に行進しようとしたが警察に阻止されたため、 6時頃に整理集会をせず解散する」と公式立場を明らかにした。

だが民主労総が集会解散を宣言した後、 光化門世宗文化会館前の歩道で警察とデモ隊間の激しい衝突が発生した。 警察が全教組と公共運輸労組の整理集会場所の世宗文化会館前一帯に兵力を配置したことに反発が起きた。 警察はデモ隊にペッパースプレーを散布し、この過程で物理的衝突が起きた。 デモ隊は「民主労総が集会を解散したのに、警察が歩道をふさいでペッパースプレーを噴射した」と批判した。 一時間ほど衝突が続き、一部の産別連盟幹部は民主労総側に 「民主労総が集会解散を宣言したのに衝突が続いている。 正確な指針を出せ」と声を高めることもした。

警察は光化門の歩道と世宗文化会館の階段に兵力を配置してペッパースプレーを散布し、デモ隊を鎮圧した。 取材中のハンギョレ新聞記者まで警察が連行しようとし、これを阻止する記者と警察の間での衝突も発生した。 該当記者は「警察に記者の身分を明らかにして取材を妨害するなと話したが、もとめている過程で突然警察が連行した」と説明した。 デモ隊は衝突の末に午後7時頃、最終的に解散した。

一方、集会が終わった後、民主労総のハン・サンギュン委員長は集会の過程での判断錯誤と未熟な隊伍運営を謝罪する謝罪文を発表した。 ハン委員長は「朴槿恵(パク・クネ)に対する闘争戦線構築-強化に服務すべき時期に、 むしろ闘争力高揚に逆行する結果が現れた点について心から謝罪する」とし 「光化門に殺到した組合員の力を集められないまま、無気力な姿で大会を終わらせたのは、 さらに強い闘争が必要な今の時期に誤った決定だった」と明らかにした。 続いて「私をはじめとする全ての役員は、ゼネスト大会の混乱と誤りを克服するために、あらゆる措置を取る」とし 「戦術的な誤りを克服するための対策の実行も、最も早い内に終える」と付け加えた。

民主労総ゼネスト大会、光化門など都心あちこちで衝突

この日、開かれたゼネスト大会には、逮捕令状が発行されている民主労総のハン・サンギュン委員長が直接出て労働改悪阻止のための10月〜11月ゼネスト総決起闘争を訴えた。 ハン・サンギュン委員長は「双竜車の整理解雇で多くの仲間を空に送った喪主の気持ちがどれほど重かったか。 解雇の霊魂が亡霊のようにさまよっているのに、低成果者の退出制、やさしい解雇、一般解雇とはどういうことか」とし 「生きたくないこの世で、労働者民衆はそれでもやはり希望は民主労総だと話している。 今や歴史的使命を受け止めなければならない」と声を高めた。

続いて「私たちには二回の決断の時期がくる。 公共部門から就業規則を自由に変更できる免許証を発行するという。 そして一生非正規職として暮らす奴隷覚書を受け取れという」とし 「難しい条件だが、今から準備しよう。 11月14日に農民、貧民、大学生らと共に労働者たちを組織しよう。 工場、物流、事務、病院を止め、野蛮の政権をひっくり返す闘争に立ち上がろう」と訴えた。

公共部門の労働者たちは10月15日にゼネスト突入する方針を明らかにした。 公共運輸労組のチョ・サンス委員長は 「今年下半期には、2千万労働者と朴槿恵(パク・クネ)政権の一大激突は避けられない。 軍事独裁時代に回帰しようとする政府を阻止するためには、 87年労働者大闘争のような闘争が必要だ」とし 「公共運輸労組は10月15日にゼネストに突入することに決定した。 2千万労働者の先頭で大韓民国の希望を作る道に進む」と明らかにした。

ストライキに突入した後、ソウルに上京した非正規職労働者たちの発言も続いた。 ホームプラス労組のキム・ギワン委員長は 「ホームプラスの労働者たちは、民主労総と共に闘うため、全国のすべての組合員がゼネストを宣言してここに集まった」とし 「ホームプラスで新しい主人になった投機資本MBKパートナースに対抗して闘争している。 これまでMBKのような投機資本の構造調整で、如何に多くの労働者が路上に追い出されたか。 闘争をして、韓国が投機資本の遊び場ではないことを見せる」と声を高めた。

韓国GM非正規職支会のチン・ファン支会長も 「先日、21回の分割契約で2年と20日働いた契約職労働者が、勇気を出して労組の扉を叩いた。 だが労働改悪で期間制の使用期間が4年に延びれば、これらの労働者はあとどれほど奴隷のような生活を送れというのか」とし 「1800万の未組織労働者たちの未来がこの闘争にかかっている。 未組織労働者の支持を引き出せなければ、この闘争は勝利できない」と強調した。

なお民主労総は10月に「労働改悪ガイドライン粉砕ゼネスト総力闘争」を行い、 11月中下旬頃に「労働改悪阻止! 労働者庶民生かす6大要求争奪ゼネスト」に突入する方針だ。 11月14日には労働者、農民、貧民、青年、市民社会などが労働改悪阻止などを掲げ、民衆総決起闘争に立ち上がる予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-09-25 01:53:01 / Last modified on 2015-09-25 01:53:01 Copyright: Default

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