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錦湖タイヤが9月6日07時に職場閉鎖を断行

会社賃金ピーク制一方施行立場固守、交渉混乱...支会全面スト21日

カン・ジョンジュ(金属労組) 2015.09.07 12:08

錦湖タイヤが9月6日07時、 職場閉鎖を断行した。

会社はこの日の午前、代表理事の名義で光州、曲城、平沢工場の三か所に対し、 9月6日07時から争議行為を撤回するまで職場閉鎖を断行するという公告文を各工場の正門に貼り出した。 会社は通勤バスで工場の門を封鎖し、組合員たちの出入を阻止した。

▲9月6日に職場閉鎖を断行した錦湖タイヤが通勤バスで工場の門を封鎖した。光州全南支部提供[出処:金属労働者]

労組光州全南支部錦湖タイヤ支会は、会社と賃金交渉を行いながら8月17日からこの日まで、21日間、全面ストを続けている。 会社は一方的に来年賃金ピーク制を施行するとし、 これによる一時金の支払いなどの案に固執している。 支会が来年の賃金団体協議交渉で合意して施行しようという修正案を提示したが、会社は改悪案を提出した。

会社は8月26日、全南地方労働委員会に一方的に仲裁を申請した。 地労委は片方からの一方的な仲裁は要件を備えた仲裁申請と見られないとし、 会社の仲裁申請を受け入れなかった。

▲9月6日、錦湖タイヤが光州、曲城、平沢工場三か所で職場閉鎖を断行した。会社が工場正門の前に職場閉鎖公告文を付けた。光州全南支部提供[出処:金属労働者]

支会はこの日の午後12時、光州工場正門の前で緊急記者会見を行った。 支会は記者会見文で 「会社が組合員にも納得できる案を提示することを期待したが、 一方的な職場閉鎖で現事態を破局に追い込んでいる」と糾弾した。

支会は「会社の交渉委員はグループと債権団の表情だけをうかがい、 進展した案を提示しなかった。 最高決定権者である朴三求(パク・サムグ)会長は、 錦湖産業買収売却資金の確保に目がくらみ、錦湖タイヤ交渉を放置している」とし 「会社は労組を飼いならす意図の弾圧を続け、支会ストライキを不法と罵倒しようとした」と指摘した。

▲9月6日に職場閉鎖を断行した錦湖タイヤが通勤バスで工場の門を封鎖した。支部提供[出処:金属労働者]

支会は「3千の組合員と2015年賃金交渉勝利と職場閉鎖を撤回させるために、 さらに強力にストライキ闘争を続けていく」とし、 朴三求会長が直接交渉に出てきて問題を解決しろと要求した。

支会は9月7日10時、全組合員を光州工場の前に集め、 職場閉鎖撤回要求決意大会を開く計画だ。(記事提携=金属労働者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-09-08 18:30:49 / Last modified on 2015-09-08 18:30:50 Copyright: Default

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