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民主労総、構造改悪阻止、2次対政府闘争に突入

11日に政府ソウル庁舎前で座り込み...27日に大規模全国労働者大会

キム・ヨンウク記者 2015.06.11 16:52

民主労総と32の加盟傘下組織が、 労働市場構造改悪を阻止するために政府ソウル庁舎前での座り込みに突入した。 民主労総は6月11日午前、政府ソウル庁舎の前で記者会見を行い、 2次対政府闘争を宣言して、 労働市場構造改悪を強行した時は2次ゼネストに突入すると背水の陣を敷いた。

民主労総は座り込み突入を起点として、民主労総傘下の組織も直ちに闘争に突入できるように準備する方針だ。 そのために毎日1人デモとキャンドル集会を開き、 個別事業場はゼネストリボン佩用、毎週木曜の昼の集会、出退勤宣伝戦などを続ける。 民主労総は6月17日に拡大幹部以上が参加する集会を政府ソウル庁舎前で開き、 27日には労働市場構造改悪阻止と最低賃金1万ウォン争奪を目標とする大規模全国労働者大会を開催する計画だ。 特に、6月から7月に政府が労働市場構造改悪を強行する決定的な試みがあった場合、 直ちにゼネストに突入すると警告した。

民主労総のハン・サンギュン委員長は 「李明博(イ・ミョンバク)政権が複数労組とタイムオフ制度で民主労組の手足を切り、 今度は民主労組の旗まで降ろせという」とし 「政府が構造改悪を試みれば座視しない。 政府と交渉をしてきた韓国労総もゼネストを組織しているので、 共にゼネストに動く」と警告した。

民主労総は記者会見文で 「政府は労使政委員会の野合が失敗したため、労働市場構造改悪のプランBを強行しようとしている」とし 「ついに『やさしい解雇』、『低い賃金』、『非正規職量産』という致命的なウイルスを 『ガイドライン』、『施行令』、『施行規則』で流行させようとしている」と非難した。 続いて「政府は8月までに労働市場構造改悪の基礎を作り、 来年の総選挙に悪影響を及ぼさないようにしようとしている」とし 「労組や労働者の過半の同意なく労働者に不利に就業規則を変更できるようにするという政府の方針は、 賃金、雇用、人事、福祉などを使用者が勝手に改悪できるようにするということ」と非難した。

民主労総は記者会見の最後に 「就業規則」、「一般解雇」、「賃金ピーク制」と書かれた労働市場改悪の象徴である 氷塊をハンマーで粉砕するパフォーマンスを行った。

▲野宿座り込みに突入した民主労総指導部

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-06-12 00:27:02 / Last modified on 2015-06-12 00:27:03 Copyright: Default

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