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「政権と勝負」民主労総ゼネスト、ソウルに1万が集結

都心集会およびデモ行進...「5月1日に総決起、6月に2次ゼネスト突入」

ユン・ジヨン記者 2015.04.24 20:06

「朴槿恵政権との勝負」を掲げてゼネストに突入した民主労総が、都心集会を終えて解散した。 申告されたデモ・コースについて都心デモ行進を行い、しばらく青瓦台方向に向かっていたが、 警察の車壁に遮られてすぐに方向を変えた。 鐘閣交差点に集結した集会の参加者は整理集会を開き、今後の闘争を約束して解散した。

▲写真=キム・ヨンウク記者

民主労総は4月24日午後3時、ソウル市庁広場でゼネスト大会を開催した。 この場にはソウル、仁川、京畿などの首都圏地域の組合員約1万人が参加した。 ソウルをはじめ、全国17の市道でも同時多発で集会が進められた。 民主労総は全国的に約7万の組合員がゼネスト集会に参加したと発表した。 ソウル市庁広場での集会を終えた参加者は、午後4時45分頃から都心デモ行進を始めた。

参加者は市庁から乙支路1街と鍾閣駅を経て、鍾路2街まで平和なデモ行進を続けた。 民主労総は鍾路2街に到着し、青瓦台方面に行進する方針を明らかにした。 そのため建設労組と公共運輸労組などを中心として楽園商店街を経て、安国駅交差点の前までのデモ行進を試みた。 だが警察は安国駅交差点の前に車壁のポリスラインを設置し、デモ行進を止めた。 車壁に遮られた集会の参加者は座り込みをした後、しばらく休んで方向を変えた。

同じ時間に、金属労組と保健医療労組、言論労組、全教組も鍾路2街〜鍾路3街の間の道路にしばらく留まってから方向を変えた。 結局、全参加者が午後6時頃、鐘閣交差点に集結し、整理集会を開いた。 民主労総のイ・ヨンジュ事務総長は「今日は警察が礼儀正しい」とし 「民主労総は今日、先制的なゼネストで朴槿恵(パク・クネ)と最初の雪合戦をした。 私たちが4.24ゼネストを実現した」と声を高めた。

続いて「これがまさに民主労総の力だ。 5月1日のメーデー集会を始め、1年間の民主労総ゼネストを満たす」と明らかにした。 参加者は整理集会で律動をして歌を歌い、6時25分頃に平和に解散した。

一方、民主労総のハン・サンギュン委員長はソウル市庁広場で開かれたゼネスト集会で 「適当に闘争していれば、永遠に奴隷に転落する。さらにしっかり戦うしかない」とし 「彼らは私たちを不法だと罵倒している。 だが庶民を生かし、大韓民国を正す闘争が不法だとすれば、喜んで不法の首魁になる」と強調した。 この日のゼネストを始め、5月〜6月に本格的な波状闘争に立ち上がるとも警告した。 ハン委員長は6月に2次ゼネストに突入する方針を明らかにした。

▲写真=キム・ヨンウク記者

ハン委員長は「5月1日のメーデーにソウルで10万人の組合員が集まり、総決起する。 これに応じる市民、民衆と連帯する」とし 「5月末には『二大労総労働者大会』をソウルの真中で開く予定で、 6月には威力的な2次ゼネストを行う」と宣言した。

民主労総はこの4か月間、「止めろ朴槿恵! 行こうゼネスト!」というスローガンを掲げ、4.24ゼネストの成功に総力を注いできた。 指導部の現場巡回と組合員教育、全組合員ゼネスト投票なども行われた。 民主労総によれば、24日のゼネストには69万人の組合員のうち約26万人が参加したと集計されている。 民主労総はゼネスト4大目標として、 △「さらにやさしい解雇、さらに低い賃金、さらに多くの非正規職」を狙うった朴槿恵労働者殺し政策粉砕(労働市場構造改悪廃棄)、 △公的年金強化および公務員年金の改悪中断、 △最低賃金1万ウォン争奪、 △勤労基準法全面適用および労組法第2条改正、すべての労働者の労働基本権争奪を掲げた。

▲写真=キム・ヨンウク記者

▲写真=キム・ヨンウク記者

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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