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現代重工労組「賃闘は元下請が一緒に」

賃闘出征式...2500人が出席

ユン・テウ記者 2015.04.24 11:19

▲現代重工労働組合が23日現代重工時計塔交差点で「2015年賃金交渉闘争勝利出征式」を開いた。[出処:蔚山ジャーナル ユン・テウ記者]

現代重工労働組合が4月23日、現代重工の時計塔交差点で 「2015年賃金交渉闘争勝利出征式」を開いた。 現代重工労組は出征式で、構造調整を行う権五甲(クォン・オガプ)社長を批判した。 現代重工労組は基本給12万7560ウォン値上げ、老齢年金の現実化などを今年の賃金交渉要求案にする。 この日の出征式には現代重工労組組合員と現代重工社内下請支会組合員など約2500人が参加した。

事務職女性労働者のソ・ヨンジュ氏は発言台に上がり 「現代重工が雇用をなくす一等企業になった。 出勤の交通は地獄の道のようだ」と吐露した。 ソ氏は「現代重工が最近、事務職女性労働者を対象にCAD教育をしている。 CAD教育の対象者のほとんどが悪夢に苦しむなどの精神的苦痛をあじわっている」とし 「構造調整の刃が今後、さらに多くの組合員に向かうのではないかと思い、闘争に立ち上がる」と明らかにした。

▲事務職女性労働者も出征式に参加した。[出処:蔚山ジャーナル ユン・テウ記者]

現代重工労組のチョン・ビョンモ委員長はこの日、 「(現代重工が) CAD教育をするなどで希望退職を装った整理解雇をしている」と批判した。 チョン・ビョンモ委員長は、組合員に今後の集会日程を知らせて参加を訴えた。 チョン委員長は「5月14日に『現代重元下請共同賃金交渉闘争決意大会』を開き、 同月30日に巨済で造船元下請労働者決意大会を開く」とし 「賃金闘争を太く短く行って勝利しよう。 私たちが動けば世の中が変わる」と声を高めた。

現代重工社内下請支会のハ・チャンミン支会長は 「元下請労働者が肩を組んで戦おう」とし 「現代尾浦造船下請企業KTKの労働者たちが闘争している。 この闘争に連帯して、元下請共同闘争で勝利しよう」と訴えた。 出征式に参加した40代の事務職女性労働者のオ某氏は 「(組合員たちが)私が言いたかったことを代わりに話してくれて気がせいせいした」と述べた。 オ氏は「CAD教育を希望しなかった人も教育対象になって、不満を持つ人が多い」とし 「一生懸命にうまく仕事をやっても部署長に嫌われれば教育対象者になる」と吐露した。

現代重工では1月に課長級以上の事務職労働者約1000人が希望退職し、 3月には事務職女性労働者約160人が希望退職した。 現代重工は希望退職しない事務職女性労働者を対象にCAD教育をする計画だ。 労組は「教育を装った構造調整」だと反発している。

付記
ユン・テウ記者は蔚山ジャーナル記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-04-24 22:34:47 / Last modified on 2015-04-24 22:34:48 Copyright: Default

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