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慶北大病院労組が29日にストライキを予告、政府指針に対する第2ラウンド?

「病院の妥協案は労組弾圧内容」 VS 「指針履行ためにやむを得ない」

キム・ギュヒョン記者 2015.04.23 13:08

▲2014年11月、慶北大病院労組は福祉協約改悪ない賃上げ、現場看護人員補充などを要求して35日間のストライキをした。

慶北大病院労組が4月29日のストライキを予告した。 昨年「公共機関放漫経営正常化指針」の履行に対する意見の差で、35日間のストライキをした慶北大病院労使は、 2015年の賃金団体交渉でも同じ問題で合意点が見出せずにいる。 政府の指針がまた労使関係の足を引っ張っている。

4月21日、慶北大病院労組(公共運輸労組医療連帯慶北大病院分会)は 「4月28日にはストライキ前夜祭、4月29日にはストライキをする計画」とし 「病院がストライキによる激しい対立を望まないのなら、 今からでも(団体協約)改悪案撤回と労働組合要求案について進んだ案を提示しろ」と明らかにした。

労組は「病院は、8回の交渉と2回の調整で、少しも進展した案を持ってこなかった。 12月末、労働組合に一方的に団体協約解約通知をしだけでなく、54項目の改悪案まで出した」と指摘した。

続いて「現在の団体協約では、部署統の廃合や用役導入、勤務形態変更時には労組と協議しなければならない。 これを病院が一方的にできるように変えて、簡単に構造調整ができるようにしようとしている。 労組の活動を大幅に縮小する労組弾圧の内容」と明らかにした。

慶北大病院労使は2月26日から8回、2015年賃金団体交渉を行ったが合意点を見出せなかった。 4月6日から慶北地方労働委員会の2回目の調整があったが決裂した。 労組は同月17日から21日まで争議行為賛否投票を行った結果、 全組合員1060余人の88.9%の賛成でストライキを決定した。

そのため慶北大学校病院勤労福祉課の関係者は 「昨年、就業規則を変更して履行していた政府指針事項を今回の団体協約に適用しなければならない。 そうでなければ昨年、政府指針事項を履行したことが無意味になる。 すでにその成果で賃金も上がった」と話した。

それと共に「政府や雇用労働部から指摘される部分が多い。 これまで労組を理由としてやり過ごしてきたが、昨年、政府が強く押してきたので、ストライキが長期化する事態が発生した」とし 「(指摘事項)こうした部分を普段、労組と議論して解いていかなければならない。 ストライキが発生しないように労組と議論をして努力する」と話した。

一方、労組は昨年の11月27日から △福祉協約の改悪ない賃上げ、 △現場看護人員の補充、 △常時持続業務の正規職転換合意事項の履行、 △第3病院建設中断を要求して35日間ストライキを行った。 当時、病院は政府の「放漫経営改善指針事項」のために、労組との団体協約を解約して就業規則を変更して指針を履行した。

付記
キム・ギュヒョン記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-04-24 00:50:49 / Last modified on 2015-04-24 00:50:50 Copyright: Default

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