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3大宗教がSK、LG通信非正規職を支援

元請SK、LG、交渉拒否

チョン・ヒョンジン記者 2015.02.13 13:41

SKブロードバンド、LG U+の二つの通信会社の間接雇用非正規職ストライキが長期化し、 二人の労働者が高空籠城を続けている中で、 カトリックとプロテスタント、仏教の3大宗教が連帯のための文化祭を開いた。

カトリック ソウル大教区労働司牧委員会、仏教曹渓宗労働委員会、NCCK労働委員会が参加した文化祭で、 各宗団の代表者たちは通信非正規職労働者たちのために、 これからもっと積極的に連帯すると明らかにした。

▲SKブロードバンド、LG U+通信非正規職労働者の座り込み130余日、高空籠城7日目の2月12日、3大宗教が連帯を宣言して文化祭を開いた。(c)チョン・ヒョンジン記者

ソウル大教区労働司牧委員会のチャン・ギョンミン神父は間接雇用非正規職問題に対し 「邪悪な貪欲に満ちた新自由主義経済体制を信奉する韓国社会の中で誕生した新しい奴隷労働」と指摘し、 「低賃金、劣悪な勤務環境、雇用不安に基本権と尊厳性が毀損される奴隷労働をなくさなければ人間の価値が転倒した社会になることを防げない」と話した。

「経済人総連と警察の後に隠れた本当の社長、具本茂、崔泰源会長が出てこい」

SKブロードバンドとLG U+通信非正規職労働者たちは、 雇用不安と労働環境改善などを要求して元請と交渉したが成果がなく、 昨年11月から労働者1700余人が全面ストライキに突入した。 しかし元請のSKとLGは責任を下請企業と韓国経営者総協会(以下経済人総連)に転嫁して交渉を拒否している。

30回ほど、下請企業、経済人総連と交渉を行ったが意見の相違が狭まらず、 2月8日に労組員のチャン・ヨヌィ、カン・セウン氏がソウル市忠武路にある中央郵便局前の電光掲示板の上で高空籠城を始めた。 続いて10日には4人の労組員が同調ハンストを始めた。

▲2月8日から通信非正規職労組チャン・ヨヌィ、カン・セウン氏はソウル市忠武路の中央郵便局前の広告電光掲示板に上り間接雇用非正規職長期ストライキ事態解決を要求している。(c)チョン・ヒョンジン記者

「1週間の労働時間60-70時間、月平均休日2.5日、 車両の維持費と燃料費、通信費などは私費で処理、労災処理の適用もない... 何よりも大きいのは、多段階下請構造と元請の評価指標による給与天引きと雇用不安」

労組側が元請に要求しているのは直接協議をしろということと、 労働法遵守、不当解雇された解雇者の元職復職などだ。

希望連帯労働組合のチャン・ジェヒョン組織争議局長は「カトリックニュース・いまここ」に対し、 これまで経済人総連と交渉を進めてきたが経済人総連と協力社側は労組が要求する固定給賃金構成、労組活動保障などに 「多過ぎる」という立場だとし、「何よりも重要なことは雇用安定」と説明した。

なお経済人総連は賃上げ以外の要求は受け入れられないとし、 不法占拠座り込みに対する司法処理を要求している。

この日の文化祭に参加した労組員は 「持続的に交渉を進め、高空籠城中の二人が安全に降りられるように努力する」とし 「生活賃金保障、雇用安定は労働に相当する代価のための正当な要求だ。 間違った経営構造を解決して、一日働くにも正常な労働環境で働けるように最後まで戦う」と宣言した。(記事提携=いまここ)

▲現在、高空籠城場の前では150余人の労組員が支持座り込みを行っており、10日からは4人の労働者が同調ハンストを始めた。(c)チョン・ヒョンジン記者

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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