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台湾の労働者がハイディス遠征闘争に熱い連帯

現地マスコミがハイディス問題に大きな関心…台湾労働者、2次遠征ではさらに大きな連帯を約束

チョン・ウニ記者 2015.02.13 17:40

台湾のマスコミが韓国のハイディス労働者たちの現地遠征闘争を関心を持って報道した。 また、現地の労働者たちは韓国からきたハイディス労働者と積極的に連帯し、 2次遠征闘争ではさらに大きな連帯を約束した。

台湾の英字新聞、台北タイムズは2月13日(現地時間) 「韓国の労働者たちが台北で工場閉鎖を問題としてデモを行った」とし、 ハイディス労働者たちの現地闘争を集中的に扱った。 ハイディスの労働者たちは、95%のハイディスの株式を持つ台湾のEインク・ホールディングスが利川の工場閉鎖を予告し、 大規模整理解雇の威嚇に直面している。 Eインク・ホールディングスは工場を閉鎖し、特許部門だけを法人に分離する計画だ。 そのため労働者たちは工場閉鎖と整理解雇を防ぐため、2月8日から12日までの5日間、 Eインク・ホールディングスと親会社のYFYグループの本社がある台湾へと遠征闘争に向かった。

[出処:台北タイムズ画面キャプチャー]

ハイディスの労働者たちは現地遠征闘争で台湾資本の問題を知らせ、 現地の労働者たちも韓国の労働者たちの闘争に積極的に連帯した。

台北タイムズは「6人のハイディス労働者代表団は、白い韓国式の伝統衣装を着て YFYグループ本社に向かって行進した」とし 「彼らは怒りと絶望を象徴し、号令に合わせてひざまずいて額を土地に当て、 三歩一拜を行った」と伝えた。

この報道によれば、桃園労組連盟、新海瓦斯労組など多くの労組団体と労働組合がこうした韓国の労働者たちの闘争に積極的に連帯した。 現地の労働者150余人と労働組合活動家は、韓国労働者の三歩一拜について行進し、 台湾企業の韓国工場閉鎖と整理解雇に反対する声を共にあげた。

ハイディス支会代表団は台湾労組の連帯に力づけられ、 韓国ハイディスの状況を積極的に知らせた。

代表団は集会で「工場閉鎖はハイディスの取引先企業の労働者だけでなく、 ハイディスの労働者350人以上を含み、約800人の雇用を犠牲にする」と伝えた。 また「YFYグループが2008年にハイディスを取得した時、 韓国で会社経営を続けると約束したが、この数年間で600人以上を解雇した」と付け加えた。

代表団はまた「最近の閉鎖は『食い逃げ詐欺(eat-and-run scam)』」とし 「Eインク・ホールディングスはLCD電子産業の核心技術であるハイディスのテクノロジーを習得した後、 韓国の生産ラインへの投資を中断した」と指摘した。

金属労組京畿支部のオム・ミヤ副支部長はまた 「会社の代表が収益をあげているのに労働者を大量解雇したのは、韓国では初の事例」とし 「国境を越えた労働者権利保護のために海を渡って台湾にきた」と話した。

現地言論、ハイディス問題に大きな関心...2次遠征ではさらに大きな連帯を約束

5日間の遠征闘争を終えて韓国に戻った活動家たちは、 現地労働者の連帯と支持に鼓舞された雰囲気だ。

遠征闘争に行ったハイディス支会のウ・ブギ主席副支会長はチャムセサンに 「現地に行って宣伝戦、キャンドル集会、三歩一拜と記者会見をしたが、 台湾の新聞、放送などマスコミがとても大きな関心を持った」とし 「台湾の労働者たちは、資本が黒字経営をしているのに工場を閉鎖したのは 納得できない問題だと話した」と現地の雰囲気を紹介した。

ウ・ブギ主席副支会長はまた「遠征人員も少なく、下見の形で行ったのに、 初日から台湾の連帯組織から積極的な支援を受けた」とし 「現地の労働者たちが2次遠征闘争の時はもっと大きな連帯闘争をすると約束した」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-02-14 11:28:07 / Last modified on 2015-02-14 11:28:08 Copyright: Default

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