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チェ・イルベ委員長、42日目に健康悪化でハンスト中断

果川市民が問題解決までチェ・イルベの代わりにハンスト

チョン・ヒョンジン記者 2014.12.17 11:48

理由のない整理解雇に対するコオロン本社の立場確認と復職を要求してハンストを始めたコオロン整理解雇粉砕闘争委のチェ・イルベ委員長が ハンスト42日目の12月16日午後12時にハンストを中断した。

チェ・イルベ委員長は11月5日、復職闘争10年をこのままで越すことができないとし、 本社前テント座込場でハンストを始め、 ハンスト40日目の12月14日に意識を失って病院に運ばれて治療を受けた。

チェ委員長はソウル市東部市立病院で診療を受けながらもハンストを続ける意思を強く明らかにしていたが、 胃の内視鏡検査の結果、胃全体に炎症が広がっていて、これ以上のハンストは危険だという所見により、 周囲の切実な引き止めで中断を決定した。

チェ・イルベ委員長とキム・ヘラン総務をはじめとする解雇労働者と民主労総コオロン闘争勝利のための共同対策委員会は 「10年の闘争を終わらせ、必ず解決しなければならない」という意志を見せており、 12月27日には果川コオロン本社前で大規模集会を開く計画だ。 また12月13日には労働・市民社会の代表者が記者会見を行って「整理解雇10年、3650人の和答」を提案し、 コオロンの李雄烈(イ・ウンヨル)会長の回答を要求する汎国民行動を始めると宣言した。

▲果川コオロン本社前テント座込場。チェ・イルベ委員長はハンスト40日目に健康悪化で病院に運ばれ、42日目の16日にこれ以上ハンストを続けられないという医学的所見によりハンストを中断することを決定した。17日からは果川市民がリレーハンストを始め、チェ・イルベ委員長の空席を埋める計画だ。[出処:いまここチョン・ヒョンジン記者]

果川市民、「チェ・イルベさんがしばらく空けている場所を私たちが守ります」
果川市民対策委、座込場を守ってリレーハンストを続ける

また、これまでコオロン問題解決のために連帯活動をしてきた 「コオロン問題解決のための果川市民対策委」は、 チェ・イルベ委員長のハンスト中断と共に「果川市民リレーハンスト」を宣言した。

彼らはチェ・イルベ委員長が守ろうとしているのは肉体の回復ではなく「正義の回復」だとし、 「果川市民は市民の立場、親の立場で朝になれば職場に出かけ、 夜には家族と共に食事をする素朴な日常に戻ることを望む気持ちで連帯する」と話した。

また市民対策委はチェ・イルベ委員長をハンストに追いやったのは、この10年間、交渉テーブルに一度も出てこないコオロンの冷血な無視のためだと批判して、 「これまで交渉テーブルが用意され、ハンストを解除することを望むことが『純朴な夢』であり、 チェ・イルベ委員長が運ばれる姿を見てハンストを終わらせることは単なる同調ではなく参加であることを悟った」と話した。

市民対策委共同代表のチン・ジョンソク代表(ヨハネ洗礼者)は〈カトリックニュース・いまここ〉とのインタビューで、 果川市民のリレーハンストは「追い出された解雇者が家族のもとに戻る日まで続く」と話した。

彼はこれまで住民が解雇労働者に対する側面支援や弁当支援、プラカードデモ、面談要請、自治体長面談などを着実にしてきたが、 これからは私たち自身のことと受け止めて積極的に動きたいと話した。(記事提携=いまここ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-12-17 23:42:42 / Last modified on 2014-12-17 23:42:43 Copyright: Default

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