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現代重工労組が20年ぶりにストライキ突入

現代重工下請労組も共同ストライキ

イ・サンウォン記者 2014.11.27 17:56

下請労組幹部のストライキ出征式出席が妨害

現代重工労組は11月27日午後、20年ぶりにストライキを行った。 労組はこの日、今年の賃金団体協議がうまくいかず、 午後1時から4時間の部分ストに突入した。

労組は午後12時30分から労組事務室前の広場に集まり、ストライキ出征式を開いた後、 広場〜イルサン・ゲート〜正門(約1.8km)まで社内外をデモ行進した。 労使は5月から11月25日まで52回の交渉を行ったが合意できなかった。

金属労組現代重工社内下請労働組合もこの日、共同ストライキに突入した。 下請労組は午後12時15分から現代重工正門の前で現代重工の誠実交渉を要求する集会を開いた。

集会には160日間ストライキ座り込みを続けている蔚山科学大清掃労働者と、 11月21日にストライキを始めた蔚山大学校病院清掃労働者も参加した。

ハ・チャンミン労組支会長は 「非正規職と社内下請労働者問題の核心は、人間らしく待遇されないこと」とし 「憲法が保障する労働者の権利さえ現代重工は拒否する」と指摘した。

ハ支会長は「最低月8回でも組合活動を保証しろと裁判所が決定したが、 現代重工は裁判所の決定をゴミ扱いしている」と批判した。

この日、ハ・チャンミン支会長とキム・ベクソン労組事務長は集会の後に現代重工正門を通り、 社内で行われるストライキ出征式に参加しようとした。 だが労組と会社の衝突を防ぐという警察の統制により、入ることもできなかった。

チョン・ジェヒ東部署長は警察の出入統制の根拠の質問に 「警察職務執行法に従ったこと」とし 「労組と会社の摩擦を防止するため」と明らかにした。

下請労組は11月5日にストライキ突入を決めた後、 現代重工と現代重工労組に現場出入協力要請をしたが拒否された。

なお、労組は2006年、裁判所に労組活動妨害禁止仮処分申請を出して食堂から20m以内と月8回の出入を許容するという判断を受けた。 現代重工は8月26日に一日だけハ支会長の出入を許容した。

現代重工は「支会による当社に対する誹謗、虚偽事実流布についての謝罪と再発防止の約束の履行を要請した」とし 「支会の変化した姿勢を要求し、それまで支会の出入に協力できない」と拒否した。

付記
イ・サンウォン記者は蔚山ジャーナル記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-11-28 20:34:41 / Last modified on 2014-11-28 20:34:42 Copyright: Default

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