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高空籠城10日目のC&M非正規職、「関心を持ってくれ」

激しい風の中で不当解雇復職闘争...「ただ通り過ぎる市民、胸が痛い」

ユン・ジヨン記者 2014.11.21 12:27

ソウルのプレスセンター近くの屋外電光掲示板で高空籠城をしているケーブル放送業者 C&Mの非正規職労働者が市民の関心を訴えている。

C&M外注業者所属非正規職労働者イム・ジョンギュン(38)、カン・ソンドク(35)氏は、 11月12日の未明から10日間、高さ26mの広告看板で高空籠城を続けている。 7月に解雇された5つの外注業者の109人の非正規職労働者の復職と雇用保障、生存権を保証しろと要求している。

[出処:希望連帯労組]

イム・ジョンギュン組合員は11月21日、CBSラジオの[パク・ジェホンのニュースショー]とのインタビューで 「関心を持って通りがかりに私たちに頑張れと手を振って下さる人もいるが、 一部の市民はほとんど関心も持たずに通り過ぎる姿をたくさん見る。 これは少し胸が痛む」とし 「この時代を生きていく同じ労働者に対する問題なのに、 もう少し耳を傾けて関心を持てってくれればどれほど嬉しいかという欲もある」と説明した。

また彼は市民の関心と連帯を引き出すために、寒い中で「高空籠城」という選択をするほかはなかったと強調した。 イム・ジョンギュン組合員は 「C&Mケーブル放送の非正規職支部組合員109人が不当解雇された。 だからその不当解雇を指摘して問題解決をしてくれと、多くの市民の力が必要だと知らせたくて、 高いところで叫ぶために上がった」と明らかにした。

実際に、7月から首都圏最大総合有線放送事業者のC&Mで、間接雇用労働者109人が解雇された。 彼らは光化門の近くにあるC&Mの最大株主であるMBKパートナース韓国法人事務室の前で120日ほど野宿座り込みを行ってきた。 市民社会と宗教界、労働界は大量解雇事態解決のために動いたが、まだ問題は解決していない。

特に労組はC&Mの協力企業が経営上の困難を理由として労働者に希望退職と整理解雇を通知しているとし、 非正規職労働者の大量解雇はさらに増えるものと展望している。 労組側はC&Mの大株主であるMBKパートナースがC&Mを売却する過程で、 売却代金をあげるために労組破壊と構造調整を断行していると主張している。

イム組合員は「C&M売却の先頭に大株主のMBKパートナースがある。 売却関連で問題が発生した時点の6月からは、全く雇用が継承されなかった」とし 「新規下請企業で面接を受けろというので、組合員が一時的に面接を受けたが、 同日の同時刻の晩に組合員全員に不合格の携帯メッセージで通知を送るなど、 非常に理解できない行動をした。 事実上の不当解雇だった」と強調した。

また彼は「私には3人の子供がいる。 (広告看板に)上がる時、家内にとても申し訳なくて手紙一通残してきた」とし 「子供たちに『お父さんは当分帰れないが、お父さんは良い会社にしようと今、 外で頑張っているから帰らなくても理解してくれ、そう言ってくれ』と家内に手紙で頼んで上がった状態」と伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-11-22 23:23:09 / Last modified on 2014-11-22 23:23:10 Copyright: Default

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