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民主労総、「サムスン労働者の勝利のために連帯拡大」

金属労組委員長がサムスン電子前で野宿座り込みに突入...全国労働者大会

チョン・ジェウン記者 2014.06.20 18:06

民主労総が6月20日午後3時、ソウル市瑞草洞のサムスン電子の前で全国労働者大会を開き、 サムスン電子サービス労働者闘争勝利のために連帯闘争を拡大すると明らかにした。 民主労総はこの日、サムスン側に間接雇用の撤廃を要求すると同時に セウォル号惨事の原因である規制緩和と民営化政策を中断しろと朴槿恵(パク・クネ)政府に要求した。

集会の前に民主労総は、駅三駅、教大駅からデモ行進をしてサムスン電子本館前に集まった。 全国から集まった労働者たちは 「サムスン電子サービス支会と民主労総は、ヨム・ホソク烈士の意によってサムスングループが無労組経営を放棄し、民主労組を認めるまで闘争を止めない」と明らかにした。 サムスン電子サービス支会のヨム・ホソク烈士は、 支会の闘争勝利を念願する遺書を残して自決し、5月17日に遺体で発見された。

[出処:ジョンウン メディア忠清現場記者]

[出処:メディア忠清 チョン・ジェウン記者]

特に全国金属労組のチョン・ギュソク委員長は6月20日からサムスン電子本館前で野宿座り込みに突入すると明らかにした。 現在、サムスン電子サービスの労使実務交渉が行なわれているが、 会社が前向きの交渉案を出さないため、 サムスン側に圧力をかけるために金属労組が委員長野宿座り込みを決断したと見られる。 サムスン電子サービス支会は33日間全面ストを行い、ここで野宿座り込みをしている。

民主労総のシン・スンチョル委員長は 「民主労総はここでヨム・ホソク烈士の精神を賛え、サムスン電子サービス支会闘争を勝利させるために連帯闘争を拡大することを宣言する」とし 「サムスンに対する闘争は、賃金や福祉などの労働条件改善だけでなく、 最大財閥のサムスンをひざまずかせるためにも重要な闘争」と話した。

[出処:メディア忠清ジョンウン現場記者]

シン・スンチョル委員長は 「狡猾に隠れているサムスン、そしてLG、SK、現代車、Tブロードなどの間接雇用労働者が立ち上がった」とし 「医療民営化に対し、保健医療労組のユ・ジヒョン委員長がハンストをし、 公共部門が民営化と構造調整に対して闘争し、 全教組が法外労組に反対して闘争するなど、 現在民主労総の16の連盟のうち、闘争していない組織はどこにもない」と強調した。

続いて「民主労総が政治ストライキをするのは、 すべての生命が金よりも重要で、労働者も貴重な命だからだ」とし 「6月総決起、7月政治全面ストライキを力強く組織する。 全面ストライキを成功させよう」と声を高めた。

サムスン電子サービス支会長職務代行のクァク・ヒョンス副支会長は 「このままじっとしていれば死ぬと思った。 だから無労組を誇るサムスンで、向こう見ずにも2013年7月14日に労組を設立した」とし 「ある人は『サムスンで労組をするなら命を賭けろ』と話す。 違う。サムスンで働くこと自体が命がけだ」と話した。 クァク・ヒョンス副支会長は続いて 「チェ・ジョンボム烈士に続いてヨム・ホソク烈士が自ら命を絶った。悲しい」とし 「今はくやしくて死ぬこともできない。 今はくやしくて生きることもできない。 ジョンボムとホソクの夢をかなえるまで、われわれは闘争する」と明らかにした。

[出処:メディア忠清ジョンウン現場記者]

金属労組チョン・ギュソク委員長は 「サムスンと実務交渉をしている。 サムスン側の交渉戦術が私たちの闘争の撹乱要因だ」とし 「だが金属労組とサムスン電子サービス支会は、少しも動揺せずサムスンを相手に戦う。 サムスンが無労組経営を維持し続け、労働者の労働権を認めなければ巨大な抵抗に直面する」と警告した。

チョン・ギュソク委員長は 「サムスン電子サービス支会は、サムスン会社側に最終交渉要求案を投げた。 労組の要求自体は過度ではない。無理な要求でもない」とし 「今、労働者たちは最低限の生活賃金保障、闘争の過程でヨム・ホソク烈士を死に至らせたサムスンがこの事態に責任を取ること、 廃業センターの解決と雇用安定などを要求している」と明らかにした。

それと共に「今日の全国労働者大会が終われば、 金属労組15万の委員長としてここでサムスン電子サービス支会の仲間たちと共に、 闘争勝利、烈士精神継承のための野宿座り込みに突入する」とし 「サムスン財閥に対するこの闘争を終わらせるために金属労組が行く」と意志を明らかにした。

一方、「賃金団体協議闘争勝利民主労組死守ヨム・ホソク烈士闘争対策委員会」は、 △サムスンの直接謝罪および名誉回復、 △労組弾圧中断および労組認定、 △偽装廃業撤回および雇用保障、 △月給制生活賃金保障および賃金団体協議締結を要求している。

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-06-20 23:24:51 / Last modified on 2014-06-20 23:24:52 Copyright: Default

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