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言論界、KBSストライキ支持続く…UNIも「ストライキ支持」

MBC本部「現状況は2012年のMBCのコピー版」、YTN支部「この戦いに勝てなければさらに大きな苦痛」

入力:2014-05-3016:36:19 公開:2014.05.3016:45:15
チョン・サングン記者| dal@mediatoday.co.kr

KBS二大労組のストライキが二日目に入った中で、 言論界にはKBSストライキを支持する声があふれている。 彼らはKBS二大労組のストライキに連帯の意思を明らかにして、 自分たちが属する報道機関と、さらに言論界全体にKBSストライキの名分が広がることを期待しているように見える。

全国言論労組MBC本部は5月29日、声明を通じ 「熱い心臓と連帯の意志を込めてKBS構成員の決断を応援し、支持する」とし 「(KBSの今の状況は)足すものも引くものもない、2012年MBC状況のコピー版そのままだ」と批判した。

MBC本部は「KBS理事会の存在理由は何か」とし 「本質は、政権の放送掌握、その醜悪な介入、そしてこれ以上放置してはいけない公営放送理事会の賛成ロボットの構造」と批判した。 続いて「吉桓永(キル・ファニョン)社長が金在哲(キム・ジェチョル)の道を行こうとしているのなら誤算」とし 「170日間のストライキをした私たちとしては、さらに切実にKBSの勝利を祈り、 また確信する」と明らかにした。

全国言論労組YTN支部も5月29日 「言論本来の機能を取り戻そうとする常識的なジャーナリストなら、 当然するしかない選択」とし 「苦しくつらい道だが、しっかりかき分けて行けなければ、 さらに大きな苦痛がやってくるということ、 青瓦台権力の醜悪な言論掌握により5年以上、今も苦しんでいるYTNはすでに経験で知っている」と明らかにした。

YTN支部は「KBSのストライキはKBSだけの闘争ではなく、大韓民国言論全体の闘争」とし 「大韓民国言論の正常化を願うYTN労働組合は、KBSの仲間たちが必ず勝利して、 言論の自由と独立を勝ち取るための重要な役割を果たすと信じる」と明らかにした。

▲29日、KBS労働組合と全国言論労組KBS本部の合同全面ストライキ出帆式。 写真=KBS本部

全国言論労組OBS支部も5月29日、 「今回のストライキは、権力の放送に転落したKBSを権力から取り戻し、 国民に返すための歴史的な闘争」とし 「今回のストライキはまったく正当で名分あるストライキ」と明らかにした。 OBS支部は「吉社長は国民の前に百拝謝罪して今すぐ辞任し、 朴槿恵大統領は国民に謝罪し、責任者を処罰して再発防止の意志を見せなければならない」と話した。

全国言論労組京郷新聞支部も29日「セウォル号惨事によって 矛盾と不条理で綴られた大韓民国の素顔を苦しい気持ちでただ見ていなければならなかった国民にとって、 日照りに恵みの雨のような知らせ」とし 「KBSの仲間たちは、大韓民国のゆがんだ言論の地形を正す歴史的課題の出口を開いた」と明らかにした。

また京郷新聞支部は「KBSの闘争は、吉社長の退陣で終わらせてはいけない」とし 「公営放送の支配構造の改善等により、公営放送を正すための制度化につなげなければならない」と助言した。 続いて「大韓民国の言論地形を正常に戻す日まで、KBSの仲間たちは変わることなく行動してほしい」と明らかにした。

全国言論労組KNN支部も29日 「放送の『公共性』と『独立性』を守るにあたり、民営、公営の差はない」とし 「今日のKBS労組の闘争は、明日のわれわれ地域放送労働者の姿であり、 KBS労働組合の勝利は、われわれ地域放送の連帯と団結の別名だ」と明らかにした。

全国言論労組国民日報・CTS支部もこの日 「2012年上半期、KBS本部と共に言論ゼネストをした記憶を想い出させる」とし 「そして2年ぶりにまたストライキの道に立ったKBSの仲間を不憫な気持ちでながめるものの、 一方では誤りを反省し、問題を解決して視聴者の信頼を回復するために、 また団結して戦えることを羨みもする」と明らかにした。

先立って5月27日、MBN記者協会は 「吉桓永社長は後輩の前で堂々としていたければ、今からでも地位を捨てろ」とし 「そんな吉桓永社長と戦うKBS記者の姿にわれわれは恥を感じる。 吉桓永社長が行った不当な指示は、現在わが国の多くの報道機関の記者が受けている不当な命令と同じだからだ」と明らかにした。

BBS(仏教放送)記者協会も28日 「青瓦台の報道介入は、様々な状況から事実であることがわかった」とし 「恥じて自ら頭を下げなければならないKBSの吉桓永社長は、それでも粘り続けており、 さらに記者の復帰を勧めて強迫している」と批判した。 続いて「ジャーナリズムの基礎を正すため、最後の機会を求めて訴えるKBS記者の闘争を支持する」と明らかにした。

一方、国際事務職労組連盟(UNI)韓国協議会は5月30日 「青瓦台が言論報道に介入したという具体的な事実について、われわれはまた驚きを禁じ得ない」とし 「70年代の独裁時代のような政権のマスコミへの報道介入と歪曲報道は、 いわゆる自由民主主義国家という大韓民国の国格と自尊心を一日で沈没させる恥そのもの」と批判した。

UNIは「放送の混乱しているKBSを正常化するために、 KBS理事会は吉桓永社長の即刻辞任を決めることを要求する」とし 「もしセウォル号船長と違わない吉桓永社長の解任案を処理せず、 言論の独立性を維持できないように放置するのなら、 KBS理事会もわが国の歴史の罪人になる」と明らかにした。 また「KBS労組の歴史的なストライキを支持し、国際連帯を通じて全世界に知らせる」と強調した。

原文(メディア・オヌル)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作権:この記事の原著作権は、韓国のインターネット新聞メディアオヌルが保有しています。この記事はメディアオヌルの許可を得て翻訳・掲載したものです。本記事および文中の写真・図表の利用や転載などについてのお問い合わせはメディアオヌル宛にご連絡ください。


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