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朴槿恵政府の公共部門への総体的弾圧、時局座り込み突入

臨時国会・ILO総会を前に「労働基本権保障、民営化阻止」を要求

チョン・ジェウン記者 2013.06.03 16:13

民主労総公共部門共同闘争本部が、汝矣島の産業銀行の前で労働基本権保障と民営化阻止、非正規職問題解決などを要求し、時局座り込みに突入した。

共同闘争本部は6月3日午前11時、ソウル市汝矣島産業銀行の前で記者会見を行 い、時局座り込み突入を宣言して公共部門共同闘争本部の6月事業と闘争計画を 発表した。

彼らは今回の臨時国会で、公務員労組法、教員労組法など、公共部門労働者の 労働基本権に直結する法案が扱われることにより、「公共部門の労働者たちが 労働基本権争奪のために死活をかけて対応するほかはない」という立場だ。

民主労総のヤン・ソンユン非常対策委員長は「これまで政府は公共部門労働者 に善良な使用者としての義務を果たさなかったので、労働者の闘争だけが答」 とし「6月に国会が開かれている間、民主労総の公共部門労働者は闘争して労働 関連の法案を貫徹させるために座り込みをする」と話した。

また6月にはスイスのジュネーブで、主に公共部門の労働基本権が扱われる国際 労働機構(ILO)総会が開かれるため、民主労総から11人の現地対応活動家を派遣 し、韓国の労働実態暴露宣伝戦、集会など多様な活動を繰り広げる。

共同闘争本部は「憲法が保障する労働三権を認めさせるための公共部門労働者 の絶叫であり叫び」だとし「今日から座り込みはもちろん、キャンドル集会と 立法要求活動などを粘り強く繰り広げるだけでなく、民営化反対、非正規職 撤廃のための全面ストなど闘争も辞さない」と警告した。

それと共に「今回の臨時国会では公務員労組法と教員労組法など関連法を国際 基準に合うように直ちに改正して、ガス、鉄道など公共事業の民営化推進を中 断し、非正規職問題を早く解決しろ」と要求した。特に「晋州医療院の廃業は 公共医療と社会公共性への死刑宣告であった」と批判した。

彼らは続いて「朴槿恵政権発足から100日近く経つが、『労使政野合』が騒がし いだけで、各種の労働懸案は解決の兆しを見せていない」として「公共部門の 労使関係は、政府が事実上の使用者の地位にあるので、公共部門の労使関係の 実態は政府の労働政策の真正性をうかがわせる尺度になるだろう」と主張した。

共同闘争本部は今回の臨時国会が終わる7月2日まで、国会前で座り込みをする 計画だ。公共部門関連のILO協約批准要求国会討論会と対国会事業、ILO総会 現地対応事業など、労働関係法改正とILO協約批准要求事業を展開する。1人デモ と宣伝戦、議員室訪問、キャンドル集会に続き、6月の臨時国会本会議に対応 して集中闘争などを行う。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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