ゴールデンブリッジ投資証券、用役を投入して有償減資を決定

小競合いが発生、暴力で汚される...労組「株主総会は源泉無効」

ゴールデンブリッジ投資証券が5月31日午前9時、ソウル市忠正路本社で有償減資の案件を含む株主総会を開いたが、用役業者職員まで投入して、奇襲的に有償減資を決め、議論が予想される。

ゴールデンブリッジ投資証券は、この日開かれた第60期定期株主総会で、300億 ウォン規模の有償減資案件を処理した。額面1千ウォンの普通株3千万株を減資 する今回の決定で、ゴールデンブリッジ投資証券の資本金は650億4054万ウォン に減る。

労組は「株主総会は、用役チンピラの暴力の中で開かれた」とし「株主総会は 手続き上、形式上、内容上、源泉無効」と強く反発した。彼らは今後株主総会 決定無効仮処分訴訟を出す計画だ。

労組によれば、会社は株主総会を控えて30日の夜から用役業者の職員約20人を 投入し、自社株組合員で株主資格がある労組の組合員、小額株主の株主総会へ の出入封鎖を計画した。31日午前7時頃から130人ほどの用役業者職員が追加で 投入された。

事務金融労組ゴールデンブリッジ投資証券支部のキム・ホヨル支部長は「会社 は昨年も用役チンピラ40人を動員し、自社株組合員の労組組合員の株主総会へ の出席を妨害した」とし「会社は今年4倍の用役チンピラをまた動員した。労組 は株主総会の出席を要求して強く抗議した」と伝えた。

用役業者職員がエレベーター、階段などすべての通路を塞ぎ、株主総会の出席 を妨害したため、小競合いが起きた。労組組合員は小競合いの末に8時30分頃に 株主総会場所に入ったが、用役業者職員が威嚇し、異議も提起できない状況だっ た。株主総会場所の中でも小競合いは続いた。

［出処:＠playman0825］

キム・ホヨル支部長は「株主総会の会場に入ると、用役が投入されて前の席を 占有し、舞台を取り巻いて妨害した」とし「非常に脅迫的で暴力的な雰囲気で、 われわれは直ちに用役を追い出せと要求した。用役の数が株主より多かった」 と話した。

続いて彼は「用役と労組組合員がもみ合いになっている間に、株主総会の議長 と会社の一部の人物が株主総会の会場に移動して、片隅で聞こえない声で有償 減資を決めた」とし「株主は議事進行発言、異議申し出、反対の意志を表示す ることもできなかった」と批判した。

ゴールデンブリッジ投資証券は4月23日の理事会で、現金と予備据置金365億 ウォンの82%もの金額の有償減資を議決した。労組は、今回の有償減資は ゴールデンブリッジ投資証券の大株主であるゴールデンブリッジが資金難を 逃れるために資金を引き出そうとするものだと主張してきた。正常な会社の 投資活動そのものが難しくなるためだ。

キム・ホヨル支部長は、「ゴールデンブリッジ金融グループのイ・サンジュン 会長はゴールデンブリッジ貯蓄銀行の経営不良を埋めるため、優良系列会社の ゴールデンブリッジ投資証券の資金を引き出してきた。今回は、有償減資で大 規模に資金を引き出し、ゴールデンブリッジ投資証券の存立基盤まで傷つけよ うとしている」とし「用役まで投入した今回の株主総会で、会社の不当経営が 再びあらわれた。株主総会は無効だ」と主張した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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