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青瓦台に向かう双竜車解雇者、「対政府闘争は不可避」

24日に青瓦台で2日間の座り込みに突入...氾国民対策委「5〜6月、事態解決に重要な時期」

チョン・ジェウン記者 2013.05.23 15:49

朴槿恵政権が6月4日の発足100日を控えているが「双竜車国政調査実施」の公約を守らず、双竜車汎国民対策委との対話も事実上拒否する兆しで、労働界、市民社会団体との対立が予想されている。

双竜車解雇者をはじめとする汎国民対策委は5月24日午後7時から、双竜車国政 調査実施、朴槿恵(パク・クネ)大統領面談を要求し、2日間の青瓦台前での野宿 座り込みに突入する。民主労総、氾国民対策委などは5月16日に、20日から25日 までの間に政府が双竜車事態解決のために面談に出てくるよう要求したが、 現在まで回答がない状況だ。

キム・ジョンウ双竜車支部長は「朴槿恵政権は面談要求に何の回答がないなど 事態解決の意志を見せずにいる」とし「大統領が双竜車事態の解決に動かず、 せせら笑っているので対政府闘争は避けられない」と話した。続いて彼は、 「ソウル大漢門焼香所を維持して対政府闘争を併行せざるをえない状況だ」と 付け加えた。

[出処:チャムセサン資料写真]

双竜車氾国民対策委も、5月〜6月に強力な闘争を予告した。民主労総、氾国民 対策委などは青瓦台前での1人デモをはじめ、5月24〜25日、6月17〜21日青瓦台 前での野宿座り込み、5月30〜6月1日に青瓦台・光化門広場座り込み、5月27日 に光化門広場での各団体による闘争宣言記者会見、6月4〜5日民主労総集中集会、 6月22日汎国民大会を事実上確定した。また、6月10〜14日には双竜車平沢工場 集中宣伝戦、15日には双竜車平沢工場の前で集会を開く計画だ。

氾国民対策委のキム・テヨン状況室長は「6月の臨時国会に双竜車の国政調査を 提起しなければならない」とし「5月〜6月は、双竜車事態の解決の行方を計る 重要な時期で、立て続けに闘争を展開するほかはない」と明らかにした。

労働界、宗教界、文化芸術界、法曹界、学界、市民社会団体などから広く構成 された双竜車氾国民対策委は、5月22日に「双竜車問題の早急な解決のための大 討論会」を開き、今後の闘争方向を模索した。参加者たちも朴槿恵政権との戦 いは不可避だと意見を集約した。

参与連帯のイ・テホ事務局長は「双竜車整理解雇による犠牲者のう23、24番目 の死は、大統領選挙の前後に政界がこの問題を政治的に利用している時に発生 した。政府と政界は彼らの死への責任を痛感しなければならない」とし、「朴 大統領が約束した『100%大韓民国』は、双竜車問題の解決から始めなければな らない」と話した。

民主労総のチュ・ボンヒ副委員長は、「大漢門焼香所の再建に留まらず、主な 闘争方向を双竜車の国政調査の実施と解雇者復職とし、朴槿恵大統領に対する 闘争に集中しなければならない」とし「双竜車の闘争から、整理解雇制撤廃、 外国資本への統制の制度化に発展させなければならない」と主張した。

一方、進歩新党は23日に、双竜車国政調査の実施を約束したセヌリ党の黄祐呂 (ファン・ウヨ)代表、大統領選挙の時に総括選対本部長だった金武星(キム・ム ソン)議員など8人の議員に質問書を出し、31日までに答えるよう要求した。 双竜車国政調査の約束の確認と推進の意志や時期などが含まれている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-05-25 04:31:17 / Last modified on 2013-05-25 04:31:18 Copyright: Default

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