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CJ大韓通運宅配のストライキが終了…「宅配ドライバーの処遇を社会に知らせた」

ペナルティ制度廃止、収入保全などに合意...20日に業務復帰

ユン・ジヨン記者 2013.05.19 19:33

16日間、全国的ストライキを行なっていたCJ大韓通運の宅配ドライバーがストライキを終了し、20日に業務に復帰する。

CJ大韓通運非常対策委員会とCJ大韓通運会社側は、5月18日から徹夜交渉を行い、 19日に手数料値上げと一方的なペナルティ、コンビニエンスストアー集貨時間 などに関する合意を導き出した。

[出処:チャムセサン資料写真]

使用者側はこの席で、手数料引き下げで収入が減少すれば、これに対する差額 を支払うと約束した。CJ大韓通運統合の時に導入された手数料制度を維持する ものの、ドライバーの収入が前より減れば、会社がこれを支援する方式だ。

また労使は合意により、顧客とのトラブルが発生すれば一方的にドライバーに 賦課されていた金銭的ペナルティ制度を廃止することにした。会社はペナルティ 制度を廃止する代わりに、顧客サービス向上のため新しい基準を用意する計画だ。

コンビニエンスストアー集貨締め切り時間については、これを改善できるよう に最大限コンビニエンスストアーと協議してこれを公示することにした。

労使交渉が妥結したことで、ストライキに突入していた全国千人以上のCJ大韓 通運宅配ドライバーは20日から業務に復帰することになった。会社は5月20日の 午前8時までに、ストライキに参加しているドライバーが業務に復帰すれば、 これまでのストライキに関する民事・刑事上の責任を問わないことにした。

ストライキは終了したが、今回のストで宅配ドライバーの劣悪な労働環境に対 する社会的公論化がなされただけに、今後、環境改善のための宅配法制定への 声は続きそうだ。

CJ大韓通運宅配非常対策委の関係者は「とりあえず非常対策委員会は解消する が、今後、ストライキに参加した宅配ドライバーの会は続くことになりそうだ」 とし「現在、宅配業界は競争が激しく、自分の肉を削ぐようなことをしていて、 こうした部分が社会的に知らされたので、今回のストライキが宅配法制定にも 影響を与えると期待している」と説明した。

続いて「宅配ドライバーの劣悪な環境改善の法が制定され、宅配ドライバーの 処遇がもっと良くなったらいい」とし「これまでストライキで市民に迷惑をか けた点に謝罪し、さらに良いサービスを提供する」と伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-05-20 17:08:24 / Last modified on 2013-05-20 17:08:24 Copyright: Default

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