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「乙の中の乙」、代理運転手も集団行動

一方的手数料値上げ、ひどいペナルティの二重苦

ユン・ジヨン記者 2013.05.16 16:46

CJ大韓通運宅配ドライバーのストライキに続き、首都圏の代理運転手も「甲乙関係」終息のために集団行動に出た。業者営業費という一方的コール手数料の値上げ制度導入と、不当なペナルティが適用されているという理由だ。

[出処:ロッジ打倒代理運転手闘争本部]

5月14日午前3時、首都圏代理運転手約100人は、江南大韓教育保険タワー交差点 で「ロッジ打倒代理運転手闘争本部」出征式を開いた。彼らは出征式の後、 ロッジソフト本社前へとデモ行進を行い、ロッジソフトの一方的な業者営業費 陽性化政策を糾弾した。

ロッジソフトは代理運転プログラム会社で、コールセンターで客とドライバー を結ぶ位置基盤サービスを供給している。ロッジソフトは4月15日から代理料金 の一部を業者営業費と策定し始めた。業者営業費は2万5000ウォンの代理料金と 仮定すれば、約5000ウォン程度に策定される。

現在、代理運転手がコールセンターに支払うコール手数料は20%程度だ。そこ に一方的な業者営業費が導入され、ドライバーは事実上、急なコール手数料の 値上げが行われたと見ている。業者営業費導入の名分も確実ではなく、代理 運転手の反発は続いている。

ロッジ打倒代理運転手闘争本部のイ・サングク対外協力公報チーム長は16日、 SBSラジオの[ハン・スジンのSBS展望台]とのインタビューで「もし代理料金 が2万5000ウォンなら、5000ウォン程度が業者営業費として取られる」として 「(業者営業費導入の名分は)わからないが、ドライバーが代理運転産業の 明らかな主体なのに、政策で疎外されている」と明らかにした。

続いて彼は「突然、業者営業費という項目ができたが、その金はプログラム業 者やコールセンターが支払うわけでもなく、一番弱者である代理運転手が支払 う」と説明した。

特にドライバーは、プログラム業者が一方的に業者営業費を導入しても、これ を拒否できない明らかな「乙」の位置にある。イ・サングク チーム長は「ロッ ジソフトはソウル地域を含む首都圏地域プログラム供給占有率60〜80%で、市場 支配的な事業者」とし「会社側では業者営業費を拒否できるが、実質的に少し でも多くのコールを取りたいドライバーの立場としては拒否するのが難しい」 と伝えた。

不当なペナルティの適用も代理運転手を苦しめる。イチーム長は「携帯電話の 液晶が小さくて、情報をすべて見られず、詳しい情報を見るためにタッチすれ ば、もし金額や距離が合わずに遂行できなくてもペナルティとして罰金500ウォ ンが賦課される」とし「罰金はコールセンターの収入になり、こうした罰金が 集まれば大きな金になるので、ニセのコールを要請する業者もいた」と指摘した。

続いて「とても酔った客に電話をかけた時、顧客が電話を受けずに時間が遅れ、 その顧客がコールセンターになぜ遅れたかと確認すると、すぐ配車制限にかか る」とし「配車制限はいくつかのコールセンターが連帯して一方的にその地域 のコールプログラムから締め出すもので、思わず失職になってしまう状況」と 説明した。

コール手数料と業者営業費、プログラム使用料、罰金、保険料などを除けば、 代理運転手に残る賃金はいくらにもならない。イ チーム長は「25000ウォンの 代理料金を受け取ると、業者営業費5000ウォン、コール手数料4000ウォンが差 し引かれ、一件当り1万5000ウォンずつ、3つのプログラム使用料を毎月支払い、 罰金、保険料なども運転手が負担している」と明らかにした。

一方、ロッジ打倒代理運転手闘争本部は9日、声明書を発表して「市民は見たこ とも聞いたこともない代理版のスーパー甲、プログラム会社ロッジソフトの一 方的な政策が4月15日付で陽性化され、施行されている」とし「代理運転サービ スの実質的な核心主体が消費者と代理運転手なのに、客体のプログラム会社と コールセンター業者から無視され、搾取されている」と声を高めた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-05-18 09:27:33 / Last modified on 2013-05-18 09:27:34 Copyright: Default

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