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高空籠城9日目、才能教育、交渉文書はきたが...

昨年の交渉混乱の再現に憂慮...交渉前から労使『意見の相違』相変わらず

ユン・ジヨン記者 2013.02.14 15:20

才能教育の労使が最近、交渉の意志を確認したが、相変わらず意見の差により 事態の長期化は避けられない展望だ。

[出処:チャムセサン資料写真]

先立って才能教育使用者側は2月8日、労組側に交渉要求文書を伝えた。会社側 の関係者は「労組に交渉文書を渡した。早い内に交渉代表者を選定し、交渉を するよう要求した」と説明した。

だが昨年の労使交渉が混乱し、意見の差は相変らず狭まらない状態で、事態の 長期化を憂慮する声が高い。現在、労組側は使用者側が昨年の交渉で提示した 最終案より前向きな提案を提示しなければ、交渉はできないという立場だ。

使用者側は2月8日に報道資料で、前向きに交渉をする計画だと明らかにしたが、 まだ昨年の『最終案』より前向きな提案を提示していない。そのため労組内部 では、会社が進展のない最終案で『交渉要求』の事実を浮上させ、世論を誘導 しているのではないかという疑惑も提起している。

才能教育支部の関係者は「会社が交渉を要求し、報道資料まで配布した状況で、 あるいは労組が交渉を回避しているように見える恐れがある」とし「そのため ひとまず労組も交渉に出るという立場だが、まだ会社が以前の『最終案』より 前向きな立場は提示していない」と説明した。

これまでの労使交渉で一番争点になっている部分は『団体協約原状回復』と 『故イ・ジヒョン組合員原職復帰』の件だ。会社側はこれまで故イ・ジヒョン 組合員の復職は認められず、解職された組合員が現場に復帰した後に団体協約 締結のためのテーブルを構成しようという立場を固守してきた。だが労組側は、 団体協約締結後に故イ・ジヒョン組合員を含む解雇者全員の元職復職を主張し ている。

労組側の関係者は「交渉をするということは、会社が最終案とは違う前向きな 提案を提示した場合と判断している」とし「だが前向きな提案なく、これまで の会社の最終案が全てだとすれば、実質的に交渉に出る理由はない」と明らか にした。しかし使用者側の関係者は「合理的に判断すれば、大韓民国の歴史上、 今まで団体協約が原状回復されたケースは一度もない」とし「ただし他の合理 的な方法を見つけて議論をしていく計画」と説明した。

現在、才能教育支部のオ・スヨン、ヨ・ミニ組合員は9日間恵化洞聖堂鐘塔で 『団体協約原状回復、解雇者全員復職』等を要求し、高空籠城を続けている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-02-15 02:01:58 / Last modified on 2013-02-15 02:01:58 Copyright: Default

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