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鐘塔の穴から降り注ぐ光は眩しかった

[フォトニュース]才能教育鐘塔労働者と一緒に遊んだユンノリ

キム・ヨンウク記者 2013.02.11 22:16

旧正月連休最終日の2月11日午後、20メートルの恵化洞聖堂鐘塔で座り込みをし ている才能教育支部(労組)のオ・スヨン、ヨ・ミニ組合員と一緒にユンノリの 勝負が行われた。(訳注: ユンノリは韓国の双六のような伝統的な遊び)

スヨン闘争チームとミニ連帯チームに分かれた30人ほどの参加者は、遠く鐘塔 の上の二人にもよく駒が見えるように、プラカードでユンノリ盤を作り、互い に違う膝毛布を巻いた人間の駒が盤を歩き回った。地上で同じチーム員がユッ (訳注:ユンノリに使う棒。サイコロの役目をする)を投げると、鐘塔の座込者が 無線マイクで人間駒の進行方向を指示した。無線マイクを通じ、互いの声が道 を越えて、ユンノリを楽しむ雰囲気が恵化洞ロータリーの通りに鳴り響いた。 ユンノリはペクト(訳注: 相手の駒を後退させる)が二回が出たおかげでスヨン 闘争チームが勝利。

▲鐘塔の中窓枠でながめた才能教育本社

ユンノリの後、オ・スヨン組合員とヨ・ミニ組合員は鐘塔の上で歌も歌った。 歌声も恵化洞に鳴り響いた。

誰が勝っても、勝利の贈り物として準備された顔面神経麻痺(口眼咼斜)防止用 のクッション二つは、勝利チームの参加者から鐘塔の上に伝えられた。縦横に 積まれた古い赤煉瓦の鐘塔の中、白熱灯の光の中を曲がりくねった階段を上が ると、粗末な小さい鉄筋コンクリートの踏み台に最後の木のはしごがかかって いる。

その踏み台の上に開いている人ひとりが通れる穴に向かって、二人の座込者の 名前を呼ぶと、二人が顔を出してうれしそうに手を振る。安全問題のために、 それ以上、その穴から上がることができず、勝利の贈り物も、食べ物も、ロープ に下げて渡さなければならないが、その穴から降り注ぐ光は眩しかった。

短いのが残念で、座り込み労働者たちがとても気がかりで、短いことが慰安と いえば慰安の旧正月連休は、こうして終わろうとしていた。オ・スヨン組合員 の一人息子、9歳のチェウンは、従兄弟たちと遊ぶ方が面白いからと、来るはず だったユンノリにこなかったというお母さんの愉快な冗談が唯一、耳に残る。

才能闘争は2月11日で1881日目になる。労働者の要求は労働組合認定と解雇者の 復職だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-02-12 02:40:32 / Last modified on 2013-02-12 02:40:33 Copyright: Default

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