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ソウル大病院労組、23日5時にストライキ予定

非常経営撤回、選択診療費廃止、正規職化を要求…22日7時にストライキ前夜祭

チャムセサン編集チーム 2013.10.22 11:17

ソウル大病院労組が10月23日午前5時にストライキに突入する。22日、公共輸送労組医療連帯本部ソウル大分会(労組)によれば、労組はこの日の午後まで終盤の交渉を進め、決裂すれば午後7時にストライキ前夜祭を開いて23日の午前5時にストライキに入る。

労組はソウル大病院側が経営危機を理由に非常経営体制を維持して無理な人件 費の削減をして、患者にさらに多くの検査と診療を受けさせて診療費の値上げを 試みているとし、非常経営撤回を要求している。

労組は「ソウル大病院が数百億ウォンを内部で積み立てていて、最近まで診療 収入と診療外収入が増加した」とし、非常経営体制を維持する理由がないと明 らかにした。また一部の損失の原因も、無理な病床の増築と建物買収によるも ので、人件費削減と診療費値上げの原因はないと反発してきた。

一方、労組はソウル大病院の教授選択診療手当ての削減支給は3か月の一時的な 措置であり、金額も100万ウォンを越えないようにしたとし、見せかけの措置だっ たと強調した。

労組と医療団体では教授の選択診療が事実上の成果給と違わないと指摘してきた。 そのために病院では3つ〜4つの手術室を同時に開き、教授が4つの部屋で手術 したりもしたという。

これについてソウル大病院は10月から診療教授に支給される選択診療手当てを 30%差し引いて支払うと発表した。

しかし労組は「選択診療費のほとんどを占める高額な選択診療手当てを一時的 に微かに差し引いて、病院人員全体に苦痛を分担させる意図」と明らかにした。

したがって労組は、選択診療費撤回と外注化により問題の児童病院食事直営化 と非正規職の正規職化、基本給値上げを要求事項に掲げている。

ソウル大病院側は8月に経営悪化などを理由に非常経営を宣言し、全職員の賃金 を凍結するという立場だ。

先立って労組は10月14日、組合員1444人を対象に争議行為賛否投票を行った結果、 1177人(94%)の賛成でストライキを可決した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-10-22 22:52:46 / Last modified on 2013-10-22 22:52:46 Copyright: Default

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