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偽装請負疑惑のTブロード、非正規職労働者が全面スト

Tブロード支部4日にストライキ宣言...「元請は無対応、協力社は不誠実交渉」

ユン・ジヨン記者 2013.09.04 11:50

Tブロード協力社の非正規職労働者が労組結成6か月で全面ストに突入した。

希望連帯労組ケーブル放送非正規職Tブロード支部は9月4日午前、光化門の興国 生命の前で記者会見を行ってストライキを宣言した。協力業者が不誠実な交渉で 労働者の低賃金問題を解決しようとしないという理由だ。

労組側は14の協力業者別に5〜10回の交渉を進めたが、協力業者の社長は全員、 労組の賃金要求に何も提案を提示せず、不誠実交渉を続けていると主張した。 8月末、二回の中央労働委員会調停会議でも、使用者側は団体協約議論を拒否し、 調整中止決定を受けた。

ASと設置、工事業務などを担当する労働者たちは、週60時間に達する長時間の 労働にもかかわらず170万ウォン程度の低賃金に苦しんでいる。Tブロード支部 のイ・シウ支部長は「労組が望むのは、働いただけ正当な代価を受けることと、 健全な労組活動の保障、そして笑って顧客に応対できるように、職員の感情を 考えてくれと言うこと」とし「労組の要求に無対応を続けるTブロード側は直ち に交渉に出るべきだ」と強調した。

特に元請のTブロードホールディングスの偽装請負問題が明るみになった状況だが、 会社側が無対応を続けており、労組の反発も強まっている。Tブロードの外注先は 元請から直接管理される多段階下請け構造になっていて、労働者は多段階下請けの 各地域センターに間接雇用された非正規職として働いている。

希望連帯労組のイ・ジョンタク委員長は「Tブロードホールディングスが、各 センターの人事と労務管理まで担当している」とし「偽装請負と不法派遣が 確認されたのだから、元請が交渉に出てくるべきだ」と強調した。

また労組は記者会見文で「協力業者非正規職の日給が5〜6万ウォン水準なのに、 Tブロードは現在、日当20万ウォンを払って代替人員を投入し、労組を欺いている」 とし「全面ストを止められるのは、代替人員の投入ではなく、本当の社長である Tブロードホールディングスが対話に出ること」と明らかにした。

一方、労組は来週末まで全面ストを続け、7日から2日間「偽装請負NO! 直接雇用YES! 希望地下鉄」文化祭を開催する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-09-05 02:02:31 / Last modified on 2013-09-05 02:02:32 Copyright: Default

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