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バス3次スト、「全州市は労働者の叫びに答えろ」

民主労総「文在寅候補と民主党、バス解決なく全北で大統領選挙遊説できない」

ムン・ジュヒョン記者 2012.11.29 15:38

11月29日04時に3次ストを宣言した民主労総民主バス本部全州市内バス労働者と 民主労総全北本部は、午前10時全州市庁の前で記者会見を行い、バスの運行を 中断した理由を説明した。

この日の記者会見には、全州市内バス労働者200余人と民主労総全北本部指導部 が参加した。彼らは記者会見前の午前8時、徳津洞のチョニル旅客車庫から全州 市庁まで約5Kmをデモ行進した。

民主労総全北本部のイ・チャンソク事務局長は「これまで民主党にバス問題の 解決を要求してきた」とし「バス問題を解決できなければ民主党の文在寅(ムン・ ジェイン)大統領候補は全北で演説はできない」と強く警告した。民主労総全北 本部によれば、全州、益山、群山など全北地域の主要拠点都市の遊説予想地に 集会申告を出した。

民主労総、「全州市と政界、労働者の絶叫に答えろ」
「事業主交渉回避と懲戒・解雇...現場復帰後に労組弾圧は苛酷に」

民主労総公共運輸労組のキム・ジョンイン副委員長は「労組としてストライキ しか方法はなかった」とし「事業主の交渉回避と組合員懲戒が7月の復帰以後に 続き、事業主の不公正な行動への指導監督を行政官庁に要求したが、全州市と 労働部は無視した」とし、今回の3派ストは使用者側と全州市など行政官庁に 原因があるという意向を明らかにした。

続いて「全州市長には数回面談を要請したが、面談を拒否された」とし「ソウ ルの民主党文在寅(ムン・ジェイン)大統領候補キャンプで座り込みが39日目、 全州市庁テント座り込みは19日目だ。全州市と民主党は今、労働者の切なる叫 びに答えろ」と全州市と政界がバス問題解決のために動くよう要求した。

民主労総全北本部は記者会見文で「2派スト解決のために業務復帰の前提だった 誠実交渉約束は完全に偽りだった」とし「常時的な賃金未払いは相変わらずで、 ストライキを理由とする懲戒・解雇が乱発され、組合員配車不利益などの民主 労組瓦解策動はさらに強まった」と事業主の弾圧に対して問題を提起した。

続いて「使用者側の要求だった個別交渉もいつも拒否され、一部の事業場では 労組専従の無給奉仕、洗車費、修理費、事故費用個人負担など、まるで嘲弄す るかのようにひどい団体協約案を出した」と現在は交渉がまともに進んでいな いと明らかにした。

市民血税浪費、まず私たちが防ぐ
民主労総、「バス会社資本蚕食は深刻、全州市が行政権を発揮しろ」

民主労総は莫大な補助金を払う全州市が資本蚕食状態のバス会社に対する行政 措置がない点も指摘した。

全州市が発表した「全州市市内バス財政支援体系改善方案樹立用役報告書2012.9」 によれば、全州市内バス5社の資本蚕食状態は相当な状況だ。シンソン旅客は63億 ウォン、第一旅客は36億ウォン、チョニル旅客は17億ウォン、市民旅客13億ウォン、 湖南高速負債率は300%など、完全な資本蚕食状態で会社を運営している。

▲民主労総全州市内バス労働者が朝7時頃、全州市徳津洞の車庫に集まってシュプレヒコールをあげている。

民主労総全北本部は「しかし何も改善していない。労働者の賃金も常に延期さ れ、退職金はまったく残ってもいない」とし「こうした状況が続けば、莫大な 全州市民の血税が投与されるほかはなく、バス事業主はずっと税金から返済す ることに汲々とするだけだ」と指摘した。

続いて「バス会社の根本的な問題を正すために、全州市は旅客自動車運輸事業法 により事業権を返納措置しなければならない」とし「バス会社の資本蚕食および 自己資本の負債200%以上の事業場退出により、公営制に転換しろ」と全州市の 強い行政措置を要求した。

一方、民主労総全州市内バス労働者は記者会見の後、バス問題解決を要求する 三歩一拜を全州市内で行った。続いて全州市庁前で集会を開いた。(記事提携= チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-11-30 07:42:39 / Last modified on 2012-11-30 07:42:39 Copyright: Default

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