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MBCストライキ再開秒読み...キム・ジェチョル退陣総力闘争を宣布

キム・ジェチョル拘束請願署名75万枚を警察に提出

ソン・ジフン記者 2012.09.17 13:12

MBCのストライキ再開が秒読みに入った。言論労組MBC本部はキム・ジェチョル 社長の退陣と拘束捜査がなければ、ストライキを再開するという決意を明らか にして総力闘争を宣布した。

9月13日、放文振の野党推薦理事はキム・ジェチョル社長の解任案を提出した。 しかし、与党推薦の放文振理事と与党の人々はキム社長の退陣に微温的で労組 のストライキ再開と闘争は不可避と思われる。特にセヌリ党院内報道担当者の イ・チョルウ議員は「政界が報道機関の社長に退陣しろと言うのは報道機関の 政治的中立を阻害する」という立場を明らかにした。キム・ジェチョル社長の 解任案は、放文振の『MBC労使関係正常化のための意見聴取』後に上程されると 発表された。

MBC本部は9月17日午前、MBC本社前で『MBC正常化のための総力闘争宣布式』を 開き、ストライキ再開を含みキム・ジェチョル拘束要求署名運動と地域支部の 上京闘争などを展開すると知らせた。MBC本部はすでに10日、ソウル支部代議員 大会で「キム・ジェチョル社長の解任が遅れればストライキの再開は不可避だ」 という決定をした。

MBC本部のチョン・ヨンハ本部長は「会社の正常化のためだけに170日間のスト ライキを中断し、黙黙と耐えてきたが、現場復帰から60日間、会社は報復者と 不法査察などで労組弾圧を続けた」とし「もう我慢して待たない」と話した。 彼は「MBC正常化のためにはキム・ジェチョルの退陣が第一歩で、MBC構成員と 国民の力でこれを実現する」と明らかにした。

言論労組のイ・ガンテク委員長も「MBC闘争の勝利のためには与えられたどんな 役割も遂行する」と決意を述べた。李委員長は「大統領選挙の局面では、言論 労働者の破壊力がさらに強まる。KBSとYTNなど他の事業場の決意も高まってい る」とし、勝利を確信すると話した。

MBC本部は宣布式の直後、永登浦警察署にキム・ジェチョル拘束捜査請願署名を 渡した。署名は170日間のストライキ期間に集めたものだ。当時は署名を募集し て1か月で75万6千人の署名を集めた。しかしMBC本部のストライキ中断の決定で、 署名募集と請願提出も中断していた。MBC本部は75万枚の請願を警察に渡しなが ら、続いて1000万署名運動を展開する計画を明らかにした。

地域支部も続々とストライキ再開の同意を集めている。全国18のMBC系列会社と 19の支部は、代議員大会で順次ストライキ再開を宣言した。17日の闘争宣布式 にも100人ほどの組合員が参加し、闘争再開の意を伝えた。

MBC本部は記者会見文で「キム・ジェチョル社長が退陣するまで弛むことのない 闘争が続く。ストライキが再開されれば、その瞬間から7月のような劇的な状況 はなくなる」と明らかにした。

MBC本部は総力闘争宣布を期して、ソウル江南と明洞などの主要拠点地域で署名 運動と宣伝戦、漫画展示会などを進める。国民的支持を通じ、使用者側を圧迫 する。またストライキ中断で留保されたオンライン署名運動も再稼働する。

チョン・ヨンハ委員長は「ひとまず27日の意見聴取に出席して最善を尽くして 証言するが、満足できる回答が出なければ、どんな闘争も辞さない」という 立場を明らかにした。

▲MBC本部組合員は使用者側の不法査察に抗議する意味で、仮面をかぶって宣布式に参加した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-09-18 00:58:34 / Last modified on 2012-09-18 00:58:35 Copyright: Default

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