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現代自動車包囲の日、『連帯バス』次は蔚山へ

現代車非正規職支会「蔚山に駆け付けてくれ」連帯の呼び掛けに100人余りが蔚山行

ソン・ジフン記者 2012.08.24 15:56

蔚山現代自動車工場へと連帯の足が向かっている。最近拉致、暴力事態などで 事態の深刻性が増している現代自動車社内下請労働者たちの闘争に、全国各地 から人々が駆けつけている。

『非正規職ない職場と社会を作る共同行動』をはじめ各界社会団体と政党など は、8月24日朝、大漢門を出発し、蔚山現代自動車包囲の日に参加する。ソウル だけでなく、果川と水原からも蔚山に向かうバスが出発した。華城起亜自動車 工場の労働者30余人も連帯のために蔚山に向かう。各地を出発した約100人は、 午後3時に蔚山に到着し、2日間蔚山現代自動車工場を包囲する闘争を展開する。

現代自動車は、大法院が社内下請を不当労働行為と判決したが、是正措置を取 らずに社内下請労働者の3千人だけを正規職に採用するという交渉提案を出した。 非正規職労働者たちはこれに激しく反発して闘争を続けている。

しかも、非正規職労組が全面ストを実行して会社本館前で座り込みを行うなど 闘争が激化し、使用者側の警備用役職員が労組幹部を拉致して暴行する事件も 発生した。現代自動車非正規職支会は「闘争を守るため蔚山に駆け付けてくれ」 と連帯を訴えた。

▲拉致されたイ・ドハン(左)総務部長とチョン・ウイボン(右)事務局長[出処:資料写真]

『非正規職ない世の中作り(以下 非無世)』のパク・ジョンギュ活動家は「中世 のような拉致テロが一流企業という所で起きたという衝撃で、急いで蔚山へ向 かうしかない」と蔚山に行く理由を説明した。

今回の蔚山行は、緊迫した状況で突然に提案されたうえ、平日だったので多く が参加することができなかった。大漢門を出発した人員は70人ほど。しかし、 参加者たちは「有給を使って参加」したり「会社を欠勤して」まで蔚山行バス に乗った。

連帯バスの実務を引き受けたキリュン電子のキム・ソヨン組合員は、「一昨日 提案してする準備しただけなのに100人が集まった」とし、急迫した提案なのに 駆け付けてくれた参加者に感謝の気持ちを表わした。続いて彼女は、「今回の 蔚山行は最初で、蔚山に行けば現代車非正規職支会と『現代自動車2次包囲の日』 を議論し、次の連帯はもっと大衆的に拡張する」という計画も出した。

非無世のパク・ジョンギュ活動家は「今回しっかり戦えば、次は昨年、影島に 向かった希望バスのように、もっと大衆的な連帯バスを作れる」と展望した。 彼は「今は小さな規模でも、誤りを正す苦しい闘争を続ける現代自動車の非正 規職労働者に力を貸さなければならない」と訴えた。

社労委の学生分会で活動するチョン・ナウィ種も「現代自動車闘争はまだ大衆 的な関心が低く、また大学は休み中なので、学生たちにも状況を知らせるのが 難しかった」とし「だが今日、蔚山包囲の日を成功させれば、以後、もっと大 きな闘争を企画できること」と話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-08-28 07:05:09 / Last modified on 2012-08-28 07:05:16 Copyright: Default

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