現代車非正規職、正規職労組事務室前での座り込みに突入

『非正規職が参加する特別交渉』要求

全面スト中の現代自動車非正規職支会は8月22日午前『不法派遣協議を現代車支部 賃金団体協議の本交渉で扱わないこと』を要求し、蔚山現代自動車支部前で 座り込みに突入した。

［出処:ニュースセル］

支会は報道資料を通じ「現代車が現代車支部の賃金団体協議本交渉で投げた 『社内協力業者人員直営化関連別途合意』の提示案は、社内下請労働者が 10数年間、闘争で勝ち取った法的権利を強奪する」と明らかにした。

2004年、労働部は現代車蔚山、牙山、全州工場のすべての社内下請127業者 (9234工程)を不法派遣と判定し、2010年7月22日には大法院でチェ・ビョンスン 組合員に『不法派遣』判決をした。

『社内協力業者人員直営化関連別途合意』提示案で現代車は13000人の社内下請 労働者のうち『2015年までに現在の社内協力業者勤務者の約3000人を当社採用 基準に適した者を採用する』という案を提示した。しかし現在社内下請労働者 は約13000人で、残る約1万人の社内下請労働者の直接雇用は相変らず無視して いるわけだ。

そのため支会は現代車支部の前で『不法派遣協議を現代車支部本交渉で合意し ないこと』と『不法派遣問題は非正規職主体が参加している不法派遣特別交渉 で単一化して扱うこと』を要求した。

［出処:ニュースセル］

支会の要求に対し、現代車のムン・ヨンムン支部長は『今日の交渉で不法派遣 に関する議題は扱わない』と約束した。続いて『要求案は、代議員大会で決定 する事案だ。24日に臨時大会を開き、不法派遣要求案は分離するように議論す る』と話したと言う。

現代車支部の24日の代議員大会は『非正規職正規職化転換、非正規職差別解消 共同要求案関連の件』の単一案件で進められる予定だ。

一方、現代車支部の19次交渉は、10分ほどで終わった。使用者側は「主要争点 が整理されなかった。次の交渉で一括提示案を提示する」と言ったという。 (記事提携=ニュースセル)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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