本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:金属労組、17日に4派スト突入
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1345309426627St...
Status: published
View


金属労組、17日に4派スト突入

4要求と用役侵奪、労働弾圧糾弾を掲げて....29日に5派ストライキ

ユン・ジヨン記者 2012.08.17 12:31

全国金属労働組合(委員長パク・サンチョル)が8月17日、4派ストライキに突入した。

▲8月10日、雇用労働部天安支庁前で忠南支部スト決起大会が開かれた。マンドとSJM職場閉鎖、用役投入に対処しない雇用労働部糾弾大会が8月10日金属労組3次ストをむかえ全国六か所で開かれた。[出処:金属労働者]

金属労組は7月13日と20日、8月10日に3回の全面ストライキを行った。1派〜3派 のストライキには10万人以上の組合員が参加した。これは2006年金属労組発足 以後、最大規模のストライキと記録されている。

労組は17日の4派ストライキも10万以上の規模になると見ている。金属労組は ストライキ四要求として△深夜労働撤廃、△非正規職正規職化、△元下請不公正 取り引き根絶、△労働時間短縮と共に、用役侵奪、労働弾圧糾弾を掲げている。

今回のストライキ規模は金属産業使用者協議会の会員会社40数か所の組合員と 現代車支部組合員など9万人に達する。京畿、仁川、忠南、光州全南、大邱、 慶州、浦項、慶尚南道、釜山梁山支部所属の支会約40か所は夜昼4時間ストに 突入し、起亜車支部は4時間、現代車支部は2時間部分ストを行った。12地域を 中心に地域集会も進行している。

パク・サンチョル金属労組委員長は4派スト大会発言で「資本と政権が企画して 用役チンピラを前面に出した弾圧に対抗し、民主労組を死守して4要求を勝ち取 るという組合員の切迫した要求を集め、3派ストライキできっぱりと対抗した」 とし「8月17日今日、われわれは資本と政権の弾圧を突破して4派ストを威力的 に成功させた」と明らかにした。

続いて「しかし現代自動車を筆頭に、金属労組使用者たちは現在までいかなる 責任ある提案も提出せず、粘り続けている」と批判した。

金属労組は8月21日、金属産業使用者協議会と11次中央交渉を計画している。こ の日の交渉で使用者側が進展した案を拒否すれば、金属産業使用者協議会会員 会社を中心にした組合員報告大会、労組幹部決意大会、使用者特別面談などの 『事業場行動』を行う予定だ。それでも使用者側が進展した案を提示しなけれ ば、金属労組は29日、民主労総ゼネストと共に5派ストに突入する。パク・サン チョル委員長は「組合員の怒りを組織して組合員の熱望を集め、さらに大きく 強く闘争していこう」とし「8月29日、同日、同時、同意向で5派ストライキを 力強く準備していこう」と頼んだ。

一方、韓国GM労使の暫定合意案導出を始め、完成車業界の賃金、団体交渉が 最終段階に入った状況だ。

8月13日、韓国GM労使は交渉で△基本給9万2千ウォン(号俸昇級分含む)値上げ、 △激励金300万ウォン、成果給500万ウォン支給、△昼間連続2交代制来年1分期 モデル実施後施行時期の決定などの暫定合意案を導出した。韓国GM支部は16〜 17日の両日間、合意案についての組合員賛否投票を実施している。

現代自動車労使も昼間連続2交代制と不法派遣をめぐり交渉を続けている。使用 者側は16日、16次交渉で来年中の昼間連続2交代施行と、2016年まで3000余人の 社内下請労働者の正規職化を提示した。だが非正規職支会はこのような会社案 は2016年までに2845人の定年退職者を新入社員として採用せず、不法に雇用さ れた社内下請労働者に変えるトリックだと批判している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-08-19 02:03:46 / Last modified on 2012-08-19 02:03:47 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について