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マンド、「第二労組と交渉窓口単一化へ」

14日、金属労組に団体協約廃止を通知...21日に懲戒委開催

ソ・ドンフン ニュースセル記者 2012.08.16 10:39

職場閉鎖後、直ちに新労組ができた(株)マンドが4月に金属労組マンド支部との 交渉窓口単一化の手続きに問題があったとし、新労組の参加と共に再度進める と発表した。使用者側は職場閉鎖を撤回した8月14日、この事実を工場に公示した。

使用者側は『交渉要求事実の公告』で「全国金属労働組合は2012.4.2に交渉を 要求し、マンド労働組合は2012年8月8日(水)に交渉要求をした。そのため、そ の事実を公告するので、今外、交渉しようとする労働組合は公告期間 (2012.8.14〜8.21)内に本社労経協力チームに以下の事項を記載して交渉を要求 することを望む」という内容を知らせている。

これに先立ち雇用労働部は8月13日ブリーフィングで「マンドでは、すでに交渉 窓口単一化手続きが終わったので、今の交渉代表労組は金属労組マンド支部」 という立場を明らかにした。

だが8月2日に設立証を交付された第二労組の『マンド労働組合』は、4月に進め られた交渉窓口単一化の過程に問題があるとし、最近、使用者側に窓口単一化 の手続きをやり直そうという文書を送ったと言われ、使用者側も新労組が問題 を提起した以上、なり直さなければならないという立場だ。

これに対してキム・チャンハン金属労組マンド支部長は「当時の手続きにミス があったと指摘する部分は、労組名称、代表者声明、組合員数が書面で提出さ れておらず、交渉要求事実、労組確定公告などを12日中に公告せず、規定に反 しているというが、当時、会社はこれらの部分を知らなかったわけでもないの に、むしろ故意に知らないふりをしたのではないかと疑わしい」と疑惑を提起 した。

続いて彼は「最近、工場の中の職員から新労組側が職員懇談会を開き、成果給 差別適用など、第二労組への加入を薦めているという話を聞いた。労組が成果 給などの賃金に関する部分に言及するのはおかしい。これは使用者側との事前 の共謀がなければ不可能だ」と、第二労組が使用者側の全幅の支持を受けてい ると主張した。

マンド支部と金属労組は現在、使用者側の不当労働行為容疑を集めて法的対応 を準備しており、マンド支部は各工場の作業場を回って金属労組から脱退した 組合員と会い、これまでの過程と現状況を知らせている。

文幕と平沢工場に行ったキム・チャンハン支部長は「ほとんどの組合員が金属 労組から脱退したが、彼らは会社の強圧的な雰囲気に萎縮して、やむを得ずに そんな選択をした。直接会った組合員は、まだ詳しい内幕がわからない不安な 心理があるが、金属労組に敵対的な立場ではない。使用者側の不当労働行為が 明らかになれば、いつでもまた金属労組に戻るだろう」と工場内の雰囲気を伝 えた。

金属労組マンド支部は、8月18日に臨時代議員大会を開き、組合脱退者の再加入 不許可に関する内容を修正するなど、今後の対応を議論する計画だ

一方、使用者側は8月14日に金属労組側に団体協約解止を通知し、21日にマンド 支部の争議行為に関して懲戒委員会を開く予定だ。懲戒委員会には使用者側と 労組側の人員が5:5にすることになっているが現在、使用者側が金属労組マンド 支部を代表労組として認めず、懲戒委員の攻勢も問題になりそうだ。(記事提携= ニュースセル)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-08-17 02:39:33 / Last modified on 2012-08-17 02:39:38 Copyright: Default

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