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現代車元下請、今年初の交差ストライキ突入

社内下請正規職化、昼間連続2交代制など難航

ユン・ジヨン記者 2012.08.14 14:05

現代自動車正規職と非正規職労働者が8月14日、今年初めての元下請 交差ストライキに突入した。

現代自動車蔚山、牙山、全州非正規職3支会は8月14日午前10時から2時間の部分 ストに突入した。ストライキの後には代替人員投入阻止など元下請共同闘争を 行った。これに続いて、正規職労組の現代自動車支部は午後4時間の部分ストに 突入した。

[出処:蔚山労働ニュース]

これに先立ち現代自動車元下請連帯会議は『すべての社内下請を正規職に転換 すること』などの共同要求を作り、共同交渉団を設置して5月15日から使用者側 と『不法派遣特別交渉』を行なってきた。だが会社は、勤続2年以下の社内下請 労働者1485人の解約と『直接雇用契約職』転換を行い、対立を生んだ。

労組側は会社が8月2日から適用される改正派遣法による直接雇用義務を回避す るために、社内下請労働者を『初段期契約職、短期アルバイト』の身分にしよ うとしていると批判している。

非正規職3支会は8月13日、共同声明書を発表して「7月の1か月だけで短期契約 職約200人がクビになり、会社は新車投入や人員交渉のたびに、非正規職を解雇 するためナイフを突きつけている」と批判した。

8月9日には、会社が現代車支部の賃金団体協議交渉で、△当社採用基準による 段階的・選別的新規採用、△元下請工程再配置実施などを骨子とする『社内 下請業者人員関連別途合意』を提示し、再び対立した。

非正規職3支会は「社内下請の内部を分断して元下請団結を破壊する陰謀」だと 批判した。金属労組も「これは不法派遣を無視、隠して非正規職支会を無力化 し、真性請負化の推進で不法派遣問題を収めようとしている」と声を高めた。

そのため金属労組は「今回のストライキは現代車支部と非正規職2支会が実質的 な元下請共同闘争を展開するという意志であり、非正規職ストライキ闘争を積極的 に支持援護する」と強調した。

現代車支部も8月14日午前までの15回の賃金交渉で、昼間連続2交代制に関する 勤務時間、賃金方式、施行時期などをめぐる意見の違いが続いている。

金属労組は「非正規職3支会は現代車支部と使用者側の欺瞞的な態度と不誠実な 交渉態度、無責任による強力な警告と対応で元下請交差ストライキを展開する」 とし「現代自動車(株)の責任ある決断を要求する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-08-15 00:11:09 / Last modified on 2012-08-15 00:11:13 Copyright: Default

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