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現代車、争議発生を全員一致で決議...金属ストライキ点火

現代車元下請、起亜、マンド、GM、錦湖タイヤなど、続々とストライキ予告

ユン・ジヨン記者 2012.07.04 19:46

金属労組現代車支部(支部長ムン・ヨンムン)が臨時代議員大会で争議の発生を 決議した。

[出処:現代車支部]

支部は7月4日、蔚山工場文化会館で開かれた115次臨時代議員大会で支部代議員 約400人の全員一致で争議発生決議を通過させた。また支部は争議対策委員会の 体制に組織を転換した。

支部はすでに7月2日の中央労働委員会に争議調整申請を出した状態で、来る10日と 11日の2日間、4万5千人の全組合員を相手に争議行為賛否投票を進める予定だ。

組合員賛否投票が可決されれば、支部は金属労組警告ストが行われる13日と20日、 それぞれ4時間の部分ストに突入する。現代車支部の今回のストライキは2008年 以来3年ぶりだ。

現代車労使は5月10日の顔合わせを始め、賃上げ、昼間連続二交代制などをめぐっ て団体交渉を行ったが意見接近が難航していた。労組側は6月28日、交渉決裂を 宣言してストライキの手続きに入った。

また労使は5月17日から6回の不法派遣特別交渉を併行してきた。だが会社は、 △2年以下の社内下請解約の後に直営契約職として採用、△工程分離合法請負化、 △段階的正規職転換など以外に追加的な内容を提示せず、労組は26日に不法派遣 特別交渉の暫定中断を決めた。

現代車非正規職支会(支会長パク・ヒョンジェ)もストライキに突入する予定だ。 支会はすでに6月22日、38次臨時代議員大会で争議発生を決議した。これにより 5日と6日の2日間、争議行為賛否投票を行い、9日に釜山地方労働委員会調整を 完了させた後、ストライキに入る予定だ。

支会は1日の総会で「会社が2年未満の非正規職組合員200人を解約して、期間制 非正規職(直接雇用)にし、法を避けるために強制転換配置を断行するなど、 大法院の判決を履行する意志がないことを明らかにしたので、ストライキ闘争は 不可避だ」としていた。

現代車などの完成車、部品メーカーがストライキ突入する手順に入り、金属労組 の警告全面ストと民主労総8月ゼネストにも力が付きそうだ。

韓国GM支部は7月2日から2日間、組合員争議行為賛否投票を実施し、84%の賛成 でこれを可決した。錦湖タイヤ支会とマンド支部も各々82.8%、79.92%の賛成で 賛否投票を可決した。起亜車支部は、2日の臨時代議員大会で争議発生を決議し、 9日と10日に争議行為賛否投票を進める。

金属労組は6月26日、使用者団体との産別中央交渉で交渉決裂を宣言し、7月13 日と20日、8月まで、3回の警告ストライキを予告している。金属労組は2日、 労働委員会に中央交渉と支部集団交渉、各事業場補充交渉決裂による争議調整 申請を一括して申請した。労組によれば、3日までに所属事業場121か所、13万 4千人の組合員が争議調整申請を終えたという。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-07-05 13:00:26 / Last modified on 2012-07-05 13:00:26 Copyright: Default

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