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「この歩みを止めず、工場に帰ろう」

プンサン支部希望国土大長征団ソウル入城...「全面ストの先鋒に立つ」

ソン・ジフン記者 2012.06.28 12:22

プンサンマイクロテク支会の希望国土大長征団が6月27日のソウル入城で、 一か月余りの長い日程をすべて終えた。

国土大長征団は5月31日に釜山を出発し、梁山、蔚山、大邱、大田、清州、牙山、 平沢を通り、27日の午後にソウルに入った。大長征団は計750Kmの道を歩いた。 国土大長征団は、ソウルのゴールデンブリッジ闘争事業場との連帯ですべての 日程を終え、午後7時から大漢門双竜車焼香所の前で報告大会を開いた。

この報告大会には、双竜自動車支部とゴールデンブリッジ支部、釜山のシナSB 支部が参加した。民主労総のチョン・ウィホン首席副委員長と金属労組ヤン・ ドンギュ副委員長も報告大会が終るまで席を守った。

国土大長征団を作って進めたプンサン マイクロテックは世界5位の半導体部品 メーカーだ。しかし使用者側が労働者に休暇を出し、工場に誰もいない間に会社 を売却し、新しく会社を買収した使用者側は、経営上の理由で整理解雇を断行 した。そのためプンサン支会は240日間ストライキを続けている。

国土大長征は、プンサン支部の闘争状況を全国的な規模で知らせ、社会的世論 を触発するために企画された。解雇者18人と非解雇者21人の計39人による国土 大長征団は、通る都市ごとにプンサン支会の闘争を知らせる宣伝戦を行って、 各地域の長期闘争事業場を訪問して連帯闘争を宣言した。

この日の報告大会は、各闘争事業場がすべて連帯をさらに固め、民主労総の8月 のゼネストを成功させることを確認する宣言で満たされた。ゴールデンブリッ ジ支部のキム・ホヨル支部長は「プンサン本社とゴールデンブリッジ本社は、 すぐそこにあるのに、まさに連帯がきちんとできなかったことを反省する」と 述べ「今からプンサンの闘争に、空間でも物品でも、共に分け合う連帯を約束 する」と話した。彼は続いて「連帯は言葉だけでする集会の連帯ではなく、心 の連帯にしなければならない」とし「闘う労働者の連帯だけが唯一の生きる道」 と主張した。

キム・ジョンウ双竜車支部長も2009年に玉砕ストライキが終わり、工場から出 てきた時のつらい記憶に言及し「それでも家族と仲間たちを思い出して、大切 な命を握りしめて戦いぬこう」と話した。彼は「われわれは最後まで戦うため に決して負けない」とし「苦しく疲れれば焼香所に来て、闘いのしんばり棒に なるようにしっかり守って闘う」と決意を述べた。

金属労組のヤン・ドンギュ副委員長は労働者の連帯を強調して、8月のゼネスト の先鋒になってくれと頼んだ。彼は「28日に、金属労組15万が全面ストライキ をまた宣布して、生産の主人が労働者だということを見せよう」と話した。彼 は続いて「金属労組の全面ストライキは、15万のストライキで終わらず、8月の 民主労総のゼネストに進撃する力になる」と主張した。

国土大長征団を率いるプンサン支部のムン・ヨンソク支会長は「大長征をして 全国で苦しむ長期闘争事業場の仲間たちとたくさん会えた」とし「これを通じ、 労働者の行く道が苦しい道で、政治を変えなければならないということ、だか ら必ずゼネストを成功させなければならないということを学んだ」と述べた。 続いて「労働者の最大の武器は団結だが、資本はそれまで妨害して、労働者を 正規職と非正規職、解雇者と非解雇者に分ける」とし「労働者は一緒にいるこ とこそ幸せで、互いの手を取り合うことで勝利できる」と団結と連帯を強調した。

国土大長征を終えたプンサン支会は、28日の金属労組決意大会に参加する。 プンサン支会はソウル市忠正路にあるプンサン本社前で野宿闘争を続け、 ゴールデンブリッジ支部もこの闘争に積極的に連帯する意思を明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-06-29 05:58:36 / Last modified on 2012-06-29 05:59:18 Copyright: Default

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