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国民日報が労使合意、173日でスト終了

懲戒最小化、1か月以内に紙面評価委員会わ稼動…労使合意TF構成へ

チョン・サングン記者 | dal@mediatoday.co.kr

国民日報のストライキが173日ぶりに終了した。国民日報使用者側と全国言論労組 国民日報支部は6月11日、再協議を通じ合意案を再導出し、国民日報支部は12日の 午後2時、報勲会館講堂で臨時総会を開き、賛成55票、反対33票、棄権2票で 合意文を追認した。これにより、労使はこの日の午後5時、国民日報大会議室で 調印式を開いて公式署名した。

新しい合意文は、△公正報道のための紙面評価委員会稼動、△民事・刑事上の 告訴・告発・陳情の取り下げ措置に着手、△ストライキ事態の整理と紙面刷新 のための作業チームチームの構成、△賃金4.5%引上げの内容が入れられた。

既存の1次仮合意案と較べると、紙面評価委員会など公正報道活動稼動の時期を 『1か月以内』と明示し、労組執行部を除き告訴告発を取り下げることにした以外に 今回の合意案では、業務妨害を除き、取り下げや円満に解決することにした。 労組執行部を除けば告訴告発の取り下げ対象が23人中3人に過ぎないが、今回の 合意で18人の告訴告発が取り下げられるものと見られる。

▲国民日報ストライキが173日ぶりに終了した。写真=国民日報労働組合

懲戒についても可能性を残していた1次仮合意案と違い、2次合意案では該当文句を 除いたという。

国民日報労組は12日に報道資料を通じ「『紙面評価委員会』は労組の最も重要な ストライキの名分の一つである公正報道を実現する実質的な装置」とし「委員会 には製作幹部と労組が推薦する記者が同数で参加し、評価結果を編集局長および 宗教局長の任免に積極的に反映させ、均衡報道に大きな寄与をするものと見られる」 と自評した。

続いて「名誉毀損の件は、使用者側交渉代表のキム・ソンギ社長と労働側交渉 代表のソン・ビョンホ支部長の間で円満な解決のために積極的に努力するという 口頭の合意があり、合意の対象から除外された業務妨害に対しては、労組が緻密な 法律的対応を取ることにした」と話した。

また労組は「ストライキ終了後、1か月以内に労使が参加する作業チームを 構成するようにしたが、このTFではストライキ事態の整理をはじめ後続措置を 協議する」とし「ストライキ期間中に発生したことを理由に組合員の懲戒をすれば、 労組が参加するこのチームで事前協議をすることになる」と明らかにした。

チェ・サムギュ国民日報経営戦略室長は「これまで労使はさまざまな問題で 衝突したが、今『痛みほどに成熟する』、これから労使が今回のことを契機に もっと疎通し、対話し、良い新聞わ作っていかなければならない」と話した。

入力:2012-06-1217:37:11 公開:2012.06.1217:51:14

原文(メディア・オヌル)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作権:この記事の原著作権は、韓国のインターネット新聞メディアオヌルが保有しています。この記事はメディアオヌルの許可を得て翻訳・掲載したものです。本記事および文中の写真・図表の利用や転載などについてのお問い合わせはメディアオヌル宛にご連絡ください。


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