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MBCが結局スト再開「金在哲が辞めるまで」

再開時期、8日の放文振解任案と12日の聴聞会が変数

ソン・ジフン記者 2012.11.05 16:52

MBCが結局、またストライキに入る。言論労組MBC本部は11月5日午前、本社の 大会議室でソウル支部代議員大会を開き、代議員87人中60人が参加してストを 決議した。ストライキの突入時期と方式は執行部に一任された。

MBC本部はストライキ再開時期については慎重な立場だ。8日に開かれる放送文化 振興会の金在哲(キム・ジェチョル)社長解任案採決の結果により、再開の時点が 変わる。12日に予定された国会環境労働委聴聞会に金在哲社長が出席するか どうかも重要な変数だ。MBC本部のイ・ヨンマ広報局長はチャムセサンとの通話で 「放文振の採決結果や聴聞会など、考慮すべき変数により、再開時期を慎重に 議論している」と語った。しかしイ局長は「金在哲社長が退陣するまでストは 続ける」と述べ、ストライキが再開すれば、簡単には中断しないという意志を 示した。

▲金在哲社長[出処:チャムセサン資料写真]

当面の大統領選挙政局も再開の時点について考慮すべき点だ。ストライキ以後、 MBCの大統領選挙報道がどんな方向に流れるのか分からないためだ。MBC本部は 「朴槿恵(パク・クネ)セヌリ党大統領候補キャンプ側から、金在哲社長を退陣 させようとする放文振の動きに制約を加えた情況を把握した」と伝えた。金在哲 社長退陣が大統領選挙政局とからみ、一介の報道機関内部の戦いに限らない という情況だ。

MBC本部は金在哲社長が国会国政監査と放文振聴聞会のどちらにも応じず、労使 の対立を高めている点を指摘して、8日のキム社長の解任案が否決されれば、 6月に与野が合意した放文振を通じたMBC正常化の合意が破られたという点に 焦点を当てて、ストライキの名分を固める計画だ。

MBC本部がストライキを再開すると、一線の業務から排除された組合員と、前の ストライキを口実に教育命令を受けた約100人を含む、300人から400人の組合員 がストライキに賛同するものと見られる。

MBC労組は7月にストライキを『暫定中断』して業務に復帰した後、金在哲社長 退陣闘争をずっと行なってきた。しかし金在哲社長は報復とPD手帳作家集団解雇 などの『労組弾圧』と疑われることを続けてきた。9月には社内PCの保安プログ ラムで職員を不法に査察したという疑惑も受けた。

▲MBC本部総力闘争宣布式[出処:チャムセサン資料写真]

政界は、金在哲社長を国政監査に呼び、事情聴取とMBC正常化対策を議論しよう としたが、金在哲社長はどちらにも参加しなかった。結局、環境労働委の与党 議員の単独上程で、12日のMBC事態に対する聴聞会が可決されたが、キム社長が 応じるかどうかは不透明だ。

民主統合党の朴智元(パク・チウォン)院内代表は11月5日、「公営放送の社長と して正しくない態度、特に労組弾圧と人物などの問題で辞任した方が良いとい う合意しても、本人は拒否する食い逃げ社長」と金在哲社長を批判した。

MBC本部は、政界と市民社会陣営と歩調を合わせ、ストライキ再開の時点を議論 し、金在哲社長の立場を見守る計画だ。6日に開かれる『MBC金在哲退出および KBS非適格社長阻止のための各界元老および市民社会団体時局会議』を始め、 市民社会団体と言論労組KBS本部もまた本格的な闘争を始める。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-11-05 20:34:17 / Last modified on 2012-11-05 20:34:18 Copyright: Default

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