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LNJ Logo 韓国:現代車非正規職、釜山地労委前でテント座り込み
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「釜山地労委は現代車の不法派遣を認めろ」

現代車非正規職支会、釜山地労委前でテント座り込みに突入

蔚山労働ニュース編集局 2011.12.14 15:13

金属労組現代車非正規職支会と現代車支部、民主労総蔚山本部、金属労組蔚山 支部、民主社会のための弁護士の会蔚山支部労働委員会、労働人権実現のため の労務士の会は、12月14日に記者会見を行い、現代車の非正規職労働者が出し た不当解雇救済申請について16日の最終判定を前にした釜山地方労働委員会が 公正な判定をするよう要求した。

これらの団体は「昨年7月22日、大法院判決の趣旨により釜山地労委は現代車の 使用者の地位を認めるべきだ」とし「釜山地労委がまた現代車の使用者の地位 を認めなければ、これは自らの存在理由を否定するもので、大法院の判決も認 めない非常識と使用者偏向を自ら万国に自白するもの」と明らかにした。

釜山地労委は2005年、現代車非正規職のチェ・ビョンスン解雇者が現代車に対 して出した不当解雇救済申請について、現代車の使用者地位を否定し救済申請 を却下した。当時、労働部は現代車蔚山工場の101の業者を不法派遣と判定した 状態であった。

これらの団体は「釜山地労委は昨年の大法院判決が蔚山工場社内下請業者全般 の運営実態についての判断を根拠としたことを留意しなければならない」とし 「ソウル高等法院の破棄控訴審判決、牙山工場事件に対するソウル高等法院の 判決、最近の忠南地方労働委員会まで、すべて現代車社内下請業者の勤労者を 派遣勤労者と認定した事実を直視しなければならない」と強調した。

続いて「釜山地労委の判定、そしてその判定に関与した公益委員に注目する」 とし「大法院判決にもかかわらず、また釜山地労委が現代車の使用者地位を否 定すれば、決してこれを座視せず、必ずその責任を問う」と明らかにした。

昨年11月に不法派遣社内下請労働者の正規職化を要求して25日間ストライキを 行い、解雇・停職などの懲戒を受けた現代車非正規職労働者484人は、5月13日 に釜山地方労働委員会に不当解雇および不当労働行為救済申請を出した。

事件を受け付けた釜山地労委は、6か月経った11月24日から12月5日まで五回の 事業部別審問会議を開き、6日から13日まで判定会議を開いた。

民主労総蔚山本部のチョン・ピロン組織2局長は「事件が受付られて審問会議の 日が確定するまで、事件の資料がぼう大だという理由で6か月以上必要とした」 とし「それで、当の公益委員には1万ページを越える事件資料が渡されたのは、 審問会議のわずか1週間前だった」と批判した。

一方、判定会議の過程で使用者側委員が提案したといわれる和解勧告は決裂し た。現代車非正規職支会は、昨年のストライキに積極的に加担した15人を除き、 残る30人だけを復職させるという選別復職案は受け入れられず、和解に失敗し たと明らかにした。

釜山地労委は判定会議での決定を留保して、16日に最終判定会議をまた開き、 解雇者45人の不当解雇認定について決める予定だ。

労働人権実現のための労務士の会のイ・ソニ労務士は「今回の事件は異なる日 程で進められている同一の事件への影響などを考慮して、判定会議を別途に開 くことは理解するが、判定会議での決定を留保して最終判定会議をまた続ける のは納得できない」とし「多くもない会議手続きを見ると、釜山地労委が今回 の事件を政治的に判断しようとしているのではないかと憂慮される」と話した。

16日の最終判定会議は第1工場、第2工場、第3工場、第4工場、エンジン・シート など、現代車蔚山工場事業部別に企業をまとめ、午前7時第4工場から始まる。 午後6時からの最後の第3工場判定会議が終わればその日か翌日に当事者に 結果が通知される。判定会議は公益委員長と公益委員2人が多数決で決める。

現代車非正規職支会のイ・ウンファ非常対策委員長は、「判定会議の結果とは 無関係に14日から釜山地労委の前でテント座り込みに入る」とし「16日に臨時 代議員大会を開き、闘争日程を確定する」と明らかにした。

11月15日からソウル市良才洞現代車本社集会申告のために上京闘争を行ってい た現代車非正規職支会は、来年1月11〜15日に上京闘争を行う計画だ。イ・ウン ファ非対委員長は「1月14〜15日の週末に全組合員が特別勤務を拒否して蔚山、 全州、牙山工場非正規職3支会共同上京闘争を行う予定」と話した。

釜山地労委不当解雇救済申請と共に、現代車非正規職労働者約2000人が現代車 に対して出した従業員地位確認訴訟も進行中だ。

民主労総蔚山労働法律院のチャン・ソクテ弁護士は「来年上半期中にチェ・ビョ ンスン解雇者の大法院再上告審最終判決があれば、従業員地位確認訴訟も早く 進むだろう」とし「早ければ来年中に結論が出る」と見通した。

2つの裁判所に分かれて行われている従業員地位確認訴訟は、最近、争点の整理 を終え、来年1月14日に現代車蔚山工場での現場検証を予定している。 (記事提携=蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-12-15 00:56:45 / Last modified on 2011-12-15 00:57:04 Copyright: Default

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