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ユソン企業労組「暴力、不法が乱舞する現場」

嶺東支会、「警察の無策傍観が労使対立を増幅」...使用者側が用役警備を追加配置

シム・ヒョンホ記者 2011.08.26 14:01

ユソン企業嶺東支会は8月25日午後3時、忠北道永同郡の嶺東警察署の前で記者 会見を開き「警察は会社と用役警備業者の不法行為を司法処理しろ」と要求した。

法院の調整で、ユソン企業牙山嶺東支会は現場業務に順次復帰する内容に会社 と合意し、22日から工場に復帰している。だが、嶺東工場では会社が労働組合 と協議せず復帰者に教育面談を強要し、支会はこれを拒否した。

会社は管理者と用役警備に指示して、生産ラインで待機していた復帰者を外に 追い出し、工場生産ラインへの接近を遮断している。また、復帰が始まった 22日から、用役警備を追加配置した。

ユソン企業嶺東支会は「嶺東工場工場長は現法第324条(強要)に違反して、用役 警備に違法な業務指示を強要し、違法な業務指示を拒否する義務(警備業法第7 条)がある用役警備はこの条項に違反して威力を使い、復帰組合員を工場の外に 出し、他人に威力を誇示したり物理力を行使するなどの警備業務の範囲を逸脱 する行為を規制する警備業法第15条の2項に違反した」と主張した。嶺東支会は こうした内容で23日に嶺東警察署に告訴状を提出した。

彼らは会見文で「用役警備を動員して行われる使用者側の不法行為の根絶から 労使関係の正常化がなされると信じる。これに対し司法当局の迅速な事件処理 がユソン企業労使対立を緩和させられる」とし「ユソン企業嶺東工場工場長を 刑事立件して、厳重に処罰するよう要求する」と明らかにした。

▲イ・ジョンフン ユソン企業共同非対委員長

ユソン企業支会共同非対委のイ・ジョンフン委員長は、「大田地方裁判所天安 支院の調整で、31日までに全員が現場に復帰するが、ユソン企業社長と工場長 はこの約束を破った。使用者側は用役警備を動員して武力行使をしているが、 警察は不法行為をしている用役警備と嶺東工場工場長をしっかり処罰し、労使 関係を正常化させろ」と声を高めた。

一方、ユソン企業会社は牙山工場で25日に予定されていた懲戒委員会の開催を 延期して、組合員と個別に面談して『事前調査』を実施すると明らかにした。 これに対し、ユソン企業牙山支会は一方的な事前調査は受け入れられないとして 拒否している。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-08-27 00:45:38 / Last modified on 2011-08-27 00:46:11 Copyright: Default

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