MBC労組「キム・ジェチョルはMBC社長ではない、ストライキに入る」

MBC労組、全国代議員大会を開き、ストライキのスケジュールを議論

8月1日、放送文化振興会(以下 放文振)理事会が、MBCのキム・ジェチョル社長 の辞表問題を議論してキム社長を『再選』することに決めた。キム・ジェチョル 社長はこの席で、自分の辞表提出は放送通信委員会(以下 放通委)が本来の役目 をきちんと果たさず、仕事を先送りしたことに対する抗議の表示であり、実際に 社長をやめようとしたのではないと明らかにした。

［出処:言論労組MBC本部］

放文振理事会はこの日、5時間以上の激論の末にキム・ジェチョル氏の再選任の 案件を通過させた。野党側理事がキム・ジェチョル氏復帰の不当性を理由に退場 した中、与党側の理事だけが残って採決を強行した。そして法的紛争の可能性を 防ぐという名目で緊急に株主総会を開き、キム・ジェチョル社長を再選任した。

キム・ジェチョル社長がMBCに復帰することになり、「言論労組MBC本部はたった 1年で三回目に任命されたMBCの歴史で初めての3選社長」とし「当初の宣言の通り、 ソウル支部組合員総会と代議員大会を経て、全面ストと出勤阻止闘争で対応する ことに決めた」と明らかにした

［出処:言論労組］

この日MBC本部は特報を出して「キム・ジェチョル氏が辞表を出してたった二日 で自分の行為が間違いだったことを多くの放文振理事の前で告白した。そして 急いでMBC社長に復帰させろと泣いて訴えた。MBC社長が本当にこのように対応 してもいいのか? それほど軽くてもいいのか? この処身で、彼は私たちの社長 としての資格をすでに失った」とし、キム・ジェチョル社長をもうこれ以上 MBCの社長とは認めないと宣言した。

また「放通委と対抗すると言ってMBC社長の地位を賭博で金を賭けるように掲げた。 MBCの実質的な主人である視聴者と国民は眼中にもなかった」とし「こうしたキム・ ジェチョル氏が数か月後にまた総選挙に立候補すると言って辞表を出さないという 保障はない」と強く批判した。

労組は「組合は当初に言った通り、キム・ジェチョル氏をもはやMBCの社長とは 認めない。キム・ジェチョル氏がMBCをやめて初めて公営放送MBCが正常化する という事実は、MBCの構成員の誰もが共感している」とし、1日から出勤阻止闘争に 入り、2日に全国代議員大会を開いてストライキの計画を確定する予定だと明らか にした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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