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ユソン企業労組幹部ハンスト21日、200人同調ハンスト

「闘争する労働者には『飯より連帯』が必要だ」

特別取材チーム 2011.07.19 10:27

金属労組ユソン企業支会イ・ジェユン非対委員のハンスト21日目、職場閉鎖62日目 をむかえ、200人の一食同調ハンスト文化祭が開かれた。民主労総忠南本部、 金属労組忠南支部、家族対策委員会など約200人が夕食を取らず、7月18日午後 7時にユソン企業牙山工場正門の前に集まったのだ。

工場正門の前で文化祭が開かれ、用役警備が緊張したが、物理的な衝突は発生 しなかった。会社が動員した用役警備と警察は、これまで工場正門前での労働者 のイベントはほとんど認めず、祈祷会も開けずに宗教家から怨まれた。

牙山人権宣教会が準備した文化イベントと参加者の発言で進められた文化祭は、 宗教家たちが歌を披露し、拍手と叫び声が連発した。参加者たちは文化祭最後 のイベントとして工場に向かって『あなたのための行進曲』を歌い、キャンドル を持ってビニールハウス座込場へと向かった。

▲牙山人権宣教会所属セアム教会のイム・インス牧師

牙山人権宣教会所属セアム教会のイム・インス牧師は「皆さんの『夜は眠りた い』という要求は、まるで水が流れるようなものだ。水は多くの障害にぶつかり、 当って砕けるが、流れ続ける」とし「極めて当然で、正しい要求が絶えず出て こなければならない。このように一生懸命にすることで、皆さんが希望する世界、 望む世の中になるだろう」と話した。

民主労総のチョン・ウォニョン忠南本部長は「21日間ハンストを続けているイ・ ジェユン非対委員とわれわれ組合員が、工場に入る前に挫けないようにしよう」 とし「今は苦しくても、未来のための闘争だと考えて、現場復帰宣言の後の闘争 は積金だと考えよう。今まで良くやってきたが、もっと努力しよう」と労組員を 促した。

金属労組のチャン・イノ忠南支部長は、「職場閉鎖が始まっていつしか2か月が 過ぎたが、使用者側から、まだ真正性の言葉が出てくるのは道理に合わない」 とし、「イ・ジェユン非対委員のハンスト座り込みを無駄にしないように、 ユソン企業社長が決断を下せるように、みんな一緒に闘争しよう」と声を高めた。

ユソン企業支会のイ・ジョンフン共同非対委員長は、「職場閉鎖は62日目、イ・ ジェユン非対委員のハンストは21日目、一日に水一杯でハンストをしている。 われわれも空腹を共に感じるために同調ハンストをしている。労働者が感じる 苦痛を会社は知らない」とし「会社はまだ真正性を言うばかりで民主労組を 破壊しようとする本質を隠している」と怒った。

これに関連して、ユソン企業支会は「イ・ジェユン同志とユソン企業労働者の 戦いを支持してくれる全国の仲間は、あまり多くが工場の前にまでは来られな いとしても、遠くからだけでも晩一食を共に抜いた」とし、「闘争する労働者 には『飯より連帯』が必要だ。『連帯』だけがイ・ジェユン同志の空の胸と飢 えを満たすだろう」と立場を述べた。

一方、イ・ジェユン(57歳)非対委員のハンスト座り込みは、6月28日ユソン企業 支会の幹部に逮捕令状が発行され、非常対策委員会が構成されたことで始まった。 定年退職まで3年しか残らない彼に、『老いた労働者』という愛称がつき、7月7日 座込場で57回目の彼の誕生日を組合員たちが一つの席に集まって祝った。(記事提携= メディア忠清)

▲イ・ジェユン非対委員のハンストは21日になった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-07-21 16:46:49 / Last modified on 2011-07-21 16:47:21 Copyright: Default

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