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ユソン企業労組、曹渓寺ハンスト場に『連帯』の足続く

「孤独で寂しくないように連帯しよう」...支会長の健康が悪化

特別取材チーム 2011.07.14 14:48

「腸に問題があって、胃炎があるのですが、神経性でとてもストレスを受ける からのようです」

ハンストから15日、曹渓寺ユソン企業ハンスト者のからだに異常が生じた。 ユソン企業嶺東支会のイ・グヨン支会長はハンストで苦しんでいたが、 ストレスによる腹部の痛みを訴えた。普段血圧が高く、一日2粒の薬を服用 していたイ支会長で、混迷症も訴えた。

ハンスト者の隣で見ているユソン企業支会の組合員の気持も楽ではない。医者 が来ると、彼らは心配に満ちた表情で手帳を取り出して細かく書き留めた血糖、 血圧の数値を読み上げた。

それでも連帯が続き、オム・ギハン牙山工場副支会長、イ・グヨン支会長は微 笑した。特にオム・ギハン副支会長の始終一貫したりりしい姿は連帯しにきた 人々の気持まで強くした。労組員が送る応援携帯メールを見せ、いっぱいの 微笑も作った。

「連帯来た人のおかげで孤独ではありません。曹渓寺の信徒も連帯の食べ物を 渡して行きます。ビニールハウスで座り込みをしている組合員は疲れることな く闘争しています。2か月間苦労して、深夜労働撤廃と一括復帰を主張していま すが、努力が無駄にしてはなりません。組合員が修練会で闘争計画を立てると いうことですが、これからその計画で力強く闘争すると信じて疑いません。 組合員がんばれ!」 -オム・ギハン副支会長

都心の真ん中にいる曹渓寺ハンスト者の闘争が、寂しく孤独な行動にしないよ うに各界各層の努力が続いている。すぐ近くの市庁大漢門でもキム・ヨンフン 民主労総委員長が、ユソン企業、韓進重工業など政府の労働弾圧に抗議する 無期限ハンストに突入し、1000人同調ハンストを計画している。

ウォンジン緑色病院のソン・ホンソク専門医は、自発的に週1回曹渓寺ハンスト 者たちを診療している。ハンストの後、3回訪問した彼は、血糖と血圧を測るなど 健康をチェックしながら、連帯している。

進歩新党ソウル市党所属の党員たちも訪問して連帯の意を伝えた。彼らは一食 同調ハンストをして、その費用を後援支援金として渡した。

▲進歩新党ソウル市党所属党員と対話をするハンスト者

忠清地域からはキム・ソンミン民主労総忠北本部長、ウィニアマンド労組幹部が きたし、江原道でキム・ヒジュン江原本部長が座込場に来て連帯した。

「私がユソン企業嶺東工場の前支会長でした。今イ・グヨン支会長がハンスト をしていて、気持が楽ではありません。気持ちだけはハンストを止めろといい たいが、責任のある地位なので、そう言うこともできず... 座込者を見れば、 それだけで残念です」 -キム・ソンミン本部長

「ハンストは食を断つのですが... 手配犯人ができる方法はこれが最善です。 自由のからだではないから。私もマンド機械の時に闘争して、明洞聖堂で手配 生活もしてしたが、その時よりさらに状況は悪いようです。一番つらいのは 外部との断絶ですが、家族とも会えないことに胸が痛みます。ハンスト者に 勇気を失うなと伝えたいです。忠清地域に同苦同楽して闘争するユソン企業支会 の組合員がいます。最後まで頑張って、必ず勝って、現場に戻る希望を捨て ないこと望みます」 -ウィニアマンド ユ・ヨンジェ

「ハンスト者はずいぶん顔もやせた... 私たちが一度来て帰ればそれまでですが、 ここにいる人々はこの闘争に勝利のために苦しんでいます。私たちができるのは、 連帯でまたハンストする労働者がない世の中を作ることです。労働解放のために 現場の力を作ることです」 -ウィニアマンド イ・ソンワン

ハンスト者の座り込みについて、あれこれ助言をしたキム・ヒジュン江原本部 長も楽ではない気持を表わした。ユソン企業だけでなく、政府の労働弾圧が強 まり、生存権を剥奪され、闘争の末に建設した民主労組の旗が揺れているようで、 熱心に笑って見せてもため息が出てくるのはどうしようもない。

「胸が痛いです。今の時代がむしろ昔より悪い状況のようです。そんな時代に ハンストをするので残念です。資本家の労組弾圧が昔に回帰しています。労組 破壊工作をはばかりません。ユソン企業、韓進重労働者、すべて合法的な手順 で闘争し、目的も正当なのに、用役チンピラが労働者を殴るひどい現実です。 労働者が断食する、あきれた現実でしょう。どうやら王朝時代に回帰したよう です(笑い)」 -キム・ヒジュン江原本部長

曹渓寺ハンスト場の1日は、僧侶の読経の声とともに静かに過ぎたが、連帯を訴 える声と足取りだけはせわしかった。彼らはみんな積極的に連帯を拡張すべき で、会社が個別復帰で労組を無力化するのを止め、労働者の一括復帰主張を受 け入れろと口をそろえた。

「真正性? むしろ会社が労働者の信頼を失う行動をしています。労働者の平均 勤続年数は19年です。労働者に一家だと言ってきた社長が用役チンピラを動員 し、労働者を殴り、警察に拘束させろというのは欺瞞ではないですか。夜は眠 りたいということが常識的な要求だというのは、全国民が知っています。用役 チンピラを立てて、直接雇用して、その中に閉じ込もって外に出ることさえ恐 れているユ・シヨン社長は、一括復帰でこの問題を解決しなければならないで しょう」 -キム・ソンミン本部長(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-07-15 06:40:40 / Last modified on 2011-07-15 06:40:43 Copyright: Default

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