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用役暴力が乱舞しても、雇用労働部は『傍観者』

闘争事業場組合員、『用役暴力労組破壊糾弾決意大会』

ユン・ジヨン記者 2011.07.05 20:07

労働者に対する用役警備業者の暴力が社会的な問題になり、雇用労働部次元の 代案を要求する声が高まっている。

民主労総をはじめサービス連盟、金属労組、公共労組、保健医療労組など闘争 事業場の組合員約100人は、7月5日午後3時、ソウル地方労働庁前で『用役暴力 労組破壊糾弾および闘争事業場問題解決要求決意大会』を開催した。

現在、用役業者のCJセキュリティによる慶山病院、才能教育、ユソン企業労組 といった労組への暴行計画文書が暴露され、用役業者の暴力に対する社会的な 議論が続いているが、警察と雇用労働部など、政府は特別な対策や処罰を出せ ずにいる。むしろ労組側は、関係当局と警察は事実上、使用者や用役業者を 保護していると主張している。

1年以上、用役業者職員から悪口と暴行などを受けてきた、才能教育支部のユ・ ミョンジャ支部長は、「用役業者は少なくとも1年は契約を更新することを目標 に入ってきて、結局才能教育は1年ほどはその気で用役を投入させた」とし、 「これはまさに使用者側の労組破壊工作だが、雇用労働部は数回の抗議と勤労 監督の要求にもうごかない」と批判した。

慶山三星病院分会のシン・ウンジョン分会長も「ユソン企業現場で手に入った 用役業者の文書では、慶山三星病院労働者の強姦と性売買、交通事故を偽装し、 組合員を処理するという内容が含まれている」とし「だが才能では用役の暴力 があり、ユソンではひき逃げが起きるなど、該当文書は単なる計画ではなく、 現在実行されている」と声を高めた。

全事業場での用役警備業者の暴力行為のうち、特に女性組合員への性的暴力は さらに問題だ。国民体育振興公団非正規支部のキム・ソングム事務局長は「私 の子供のような年頃の用役職員が口を開けばセクハラと悪口をして一人デモを するとからだを触る」とし「私の子供のようなやつらから、そんな言葉を聞く と、私が人間としての最低の存在価値も認められないようで鬱憤がわく」と吐露した。

続いて金事務局長は「用役の暴力がひどいので、近くの警察に話せば『申告し て下さい』というだけ」とし「雇用労働部にいくら勤労監督を要求しても無返 答はかわらない」と説明した。

一方、ユ・ミョンジャ支部長などの代表者たちは、決意大会の後、用役業者の 暴力に対する労働庁の対策と闘争事業場懸案解決を要求する抗議書簡を労働庁 に渡す予定だったが、警察に遮られて失敗した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-07-07 16:55:11 / Last modified on 2011-07-07 16:55:20 Copyright: Default

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