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「警察がキム・ジンスクの生命をかじっている」

ペク・キワン、19年ぶりに召喚状受けて..希望バス、韓進重公権力投入中断を要請

ユン・ジヨン記者 2011.07.05 19:12

7月4日、警察が韓進重工業労働者をはじめ市民22人を連行したのに続き、5日の 午前にも7人の労働者を連行し、市民社会団体をはじめ政党、宗教家などが警察 の一方的な公権力投入の中断を要求している。

2次希望のバス企画団をはじめ社会元老と民主党、民主労働党、進歩新党などの 政党、そして市民社会団体と宗教団体などは7月5日午後5時、警察庁の前で記者 会見を行い、警察の韓進重工業への公権力投入中断を要求した。

この席で民主労働党の李正姫(イ・ジョンヒ)代表は「今日午前、キム・ジンスク 指導委員が座り込みをしている85号クレーンの下で用役が網を設置したため、 金指導委員が飛び降りると言って手すりに身を乗せ、彼と生死苦楽を共にした 労働者たちが彼女に駆け付けると、警察はすぐ労働者を連行していった」とし 「警察は用役の後で横暴をふるい、キム・ジンスク指導委員の生命をかじる局面」 と批判した。

また李代表は「今、国民は誰が資本の手先になって権力を振りかざすのか区別 できず、警察なら人を助けろとという市民の言葉を聞け」と警告した。

民主党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)最高委員も「警察は不法に連行して行った 市民22人を即刻釈放し、市民の平和な集会に公権力を乱用した基本権侵奪を止 めろ」とし「警察が保護すべきは、財閥、大企業の利益ではなく、善良な市民 の基本権だ」と強調した。

韓進重工業の労働者に対する公権力の侵奪と連行だけでなく、『希望のバス』 に参加した市民にまで警察の召喚状が乱発され、議論が広がっている。特に、 警察はペク・キワン統一問題研究所所長とムン・ジョンヒョン神父などの社会 元老にまで召喚を要求している。ペク・キワン所長とムン・ジョンヒョン神父 は暴力行為などの処罰に関する法律違反(集団、凶器など住居侵入)の疑いで 釜山影島警察署などから被疑事実調査出席要求書を受け取ったという。

19年ぶりに警察の召喚状を受け取ったペク・キワン所長は「80になるまで一生 を独裁政権と戦い、血の涙を流して老いた私にも、警察は召喚状を送ってきた」 とし「警察は韓進重工業労働者の苦闘を破壊する蛮行を即刻中断しろ」と要求した。

また記者会見団は「警察が今、防いでいるのは生命であり希望だ」としながら 「何があっても2次希望のバスは7月9日に釜山に行き、警察の公権力投入は希望 のバスに油を注ぐだけ」と強調した。

一方、李正姫代表と鄭東泳最高委員をはじめ各界の代表者たちは記者会見を終 えた後、警察庁を訪問して、チョ・ヒョノ警察庁長官との面談を試みた。

だが警察庁長官は出てこず、その代わりにイ・サンウォン警察庁捜査局長に、 △用役即刻撤収、△キム・ジンスク指導委員への電気供給と通信の自由保障、 △公権力投入中断、△連行者即刻釈放、△希望のバス弾圧中断の要求事項を伝えた。

この席で李正姫代表は「警察が公権力投入と過剰鎮圧でどんな事態を意図して いるのか知りたい」とし「用役撤収と金指導委員への電気供給と通信権保障な どの要求に対する警察庁長官の回答を明日午後までに提出してくれ」と要求した。

鄭東泳最高委員も警察側に「チョ・ナモ韓進重工業会長の私有財産権とキム・ ジンスク指導委員の生命権のうち、どちらを警察が守るべきか、正しく価値判断を しろ」と警告した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-07-07 16:52:51 / Last modified on 2011-07-07 16:53:04 Copyright: Default

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