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ユソン企業労組幹部が曹渓寺で無期限断食に突入

「現代起亜車背後操作、野6党との約束も破る...一括復帰させろ」

ウ・ヨンヘ記者 2011.06.29 17:38

6月22日、ユソン企業会社が雇用した用役警備との衝突で手配されているユソン 企業支会のイ・グヨン嶺東支会長とオム・ギハン牙山副支会長がソウル曹渓寺 で無期限断食座り込みに突入した。警察は22日、労組員-警察の夜間衝突で労組 幹部4人(イ・グヨン嶺東支会長、キム・ソンヒョク嶺東副支会長、オム・ギハ ン牙山副支会長、ホン・ジョンイン牙山労安部長)に逮捕令状を発行した。

金属労組ユソン企業支会と金属労組は29日午後1時30分、曹渓寺前でユソン企業 手配犯人、曹渓寺無期限ハンスト記者会見を行った。彼らはユソン企業使用者が 「職場閉鎖と用役を動員した暴力行為を中断」し、労組の一括復帰の要求を受け 入れろと主張した。

また、「警察は22日、使用者側の用役警備の暴力を労働者に転嫁し、労働者だ けを手配して、不公正捜査を続けている」とし「警察は会社側に肩入れする捜査 を中断すべきで、用役業者とその職員を処罰しろ」と主張した。

▲左からイ・グヨン嶺東支会長、オム・ギハン牙山副支会長、キム・ホギュ金属労組副委員長.

ユソン企業支会によれば、22日午前、組合員たちが一括復帰を要求して出勤し ようとしたところ、用役警備員が組合員に鎮圧棒と竹竿、鉄パイプを使い、 22人に暴行した。

支会は「ある組合員は鉄パイプにあたり、頭の中に血が溜まって再手術が必要 で、深刻な後遺症が憂慮されている」とし、「公権力投入以後、工場内の用役 警備の日常的な暴力挑発にさらされている。会社が用役を使い不法行為を続け ている」と暴露した。

支会はまた「22日午後、合法的に集会申告された場所に移動する組合員を警察 が防ぎ、怒った組合員と衝突になった」とし「警察は盾で殴り、催涙液が混ざっ た放水銃を撃ち、石を投げ、集会デモの自由を暴力的に抑圧した」と主張した。 また「厳正処罰を理由として労組幹部4人を手配しても、用役の暴力は無視し、 労働者に責任を転嫁する不公正捜査をしている」と糾弾した。

金属労組のキム・ホギュ副委員長は「急な決定で準備出来ない点が多いが、同 情は望まない。この曹渓寺には、抑圧されている人々との広い連帯があると思 う。それだけ切実で切迫している」と伝えた。

金副委員長は「現場では57歳の労働者が後輩に労組弾圧に負けないと断食をし ている。今、ユソン企業の使用者側は、この事態を解決するために対話をしろ」 と強く提起した。

無期限ハンストを始めたイ・グヨン支会長は「支会はここにきて、一括復帰の 真正性を込めて会社に要求している」とし「会社は不法行為を中断して対話し ろ」と要求した。

記者会見の参加者は、△暴力を誘発した使用者側と用役の厳重処罰、△警察の 不公正捜査中断、△組合員全員一括復帰および生産再開を要求した。

また彼らは「ユソン企業事態を背後で操った現代起亜グループの法的処罰」と 「意図的にストライキを誘発させ、意図的な数十億台の評価差益の疑惑」を明 らかにするよう要求した。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-06-30 09:37:06 / Last modified on 2011-06-30 09:37:07 Copyright: Default

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