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「『塩の花』キム・ジンスクを生き返らせよう」...社会元老108人時局宣言

韓進重工業の解決ために2次希望バス賛同呼び掛け

キム・ドヨン記者 2011.06.24 21:22

「この社会で、労働者は奴隷にならなければならない。言われるままに働き、 殴られるまま殴られ、与えられるままに食べる奴隷。そして使い終われば捨て られる使い捨てにならなければならない。そうでなければ権力と資本は労働者 が乗っている船に穴を開けてしまう。その穴が『塩の花』キム・ジンスクで、 韓進重工業解雇対象者170人の労働者で、双竜車、ユソン企業の労働者だ。残る 700人の韓進重工業の労働者も、別のところの労働者も運命は同じだ。沈む船の 船倉をふさぎ、この波風高い世の中に生存の旗を高く掲げ、共に生きいけるか どうかは、船倉の穴を塞ぐために駆け込む腕と足が、あとどれほど続くかに掛 かっていている」。韓国進歩連帯オ・ジョンニョル常任顧問

統一問題研究所のペク・キワン所長をはじめ、ソウル大のキム・スヘン名誉教授、 韓国進歩連帯のオ・ジョンニョル常任顧問など108人の社会元老が6月24日、 一個所に集まった。キム・ジンスク民主労総指導委員のクレーン座り込みが 168日目になる中で、社会元老がキム・ジンスクを生き返らせ、韓進重工業整理 解雇事態を解決しようと腕まくりをした。

この日、元老たちは光化門プレスセンターの国際会議場で時局宣言記者会見を 行い、「政府が整理解雇と非正規職化、企業の用役暴力への保護で国民の人生 を破壊し未来を殺している」として、「整理解雇と非正規職ない世の中を作る 大長征の一番先頭に立つ」と宣言した。

「キム・ジンスクを生かしてこそ労働者が主人の世の中を作れる」

ペク・キワン所長はキム・ジンスクを生かしてこそ労働者が主人の世の中を作 ることができると繰り返し強調した。彼は「私が釜山に行ってみると、キム・ ジンスクを殺そうとしていた。李明博政権と財閥が野蛮な虐殺を行っている」 とし「キム・ジンスクを生かさなければならない。私たちが死んでも彼女を生 かさなければならない。そうしなければ整理解雇をなくし、非正規職もなくし、 労働者が主人になる世の中を作れない」と話した。ペク所長は続いて「キム・ ジンスクを生き返らせ、この時代を生き返らせるのは朝鮮半島だけでなく、 全世界に投げられた命題」と付け加えた。

キム・スヘン教授は韓進重工業闘争を契機として韓国社会が経済運営の原則を 転換すべきだと助言した。キム教授は「今世界的に資本主義はかなり衰退して おり、途方もない不正と腐敗を生んだ金持ちのための政治、経済は、すべての 国民の非難の対象になっている」とし「韓進重工業の事件を契機にさらに民衆 が一致協力し、こうした利益中心の社会、経済を打破してこの社会のすべての 工場、会社、土地、すべての建物をすべての住民の所有に変え、住民の人生を 向上させる方向へと経済運営の原則を転換させなければならない」と話した。

「暴力で労働者と国民を恐怖に陥れようとする企業と政府の態度をもう見過ご せない」という元老たちはこの日、「国民の未来と生活の価値の虐殺と犯罪行 為を防ぎ、希望を作る仕事の始めに『2次希望バス』の一番前にいる」と約束した。

続いて元老たちは「現政権と財閥に希望と正義はなく、働く労働者、連帯の価値 を分かち合おうとするすべての人にある」とし、国民に2次希望バスに賛同する ことを訴えた。

この日の記者会見には元老だけでなく、韓進重工業家族対策委、ユソン企業の 労働者も参加した。

▲韓進重工業家族対策委

2次希望バス185台越えるか...学生には『半額参加費』

一方、2次希望バスは200台の組織を決意した民主労総のバスを除いても、すで に自発的な市民の参加で80台ほどが組織されており、最初に主催側が提案した 185台を簡単に越えるものと予想される。

個人だけでなく、人権団体、作家の会、オルタナティブ学校、農民団体、女性 団体、言論労組、キリスト教団体、全教組など、さまざまな単位が希望バスの 搭乗の意思を明らかにしており、人権団体のクィアー祭り、平和パラムの希望 飯車、全教組の『飯心連帯』などのグループごとにさまざまな形の連帯活動を 展開する予定だ。

希望バスの他にも多くの人々が韓進重工業へと日常的に足を向けている。26日 には韓進重工業家族対策委と双竜自動車家族対策委の希望の列車が出発する。 キャンドル市民の会は7月上旬に希望のトラックに乗って釜山に向かい、7日に は大学生と2次希望バス参加団が韓進重工業ソウル本社前で抗議集会を開く予定だ。

2次希望バスは7月9日にソウルをはじめ大邱、提川、順天、光州、全州、原州、 仁川、水原、昌原、瑞山、平沢などの全国各地から出発する予定だ。大学生と 子供、青少年からは『半額登録金』闘争に連帯する意味で『半額参加費』を受ける。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-06-26 06:12:27 / Last modified on 2011-06-26 06:12:30 Copyright: Default

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