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現代車「故パク・ジョンギル組合員死亡関連」で労使が合意

11日午前4時10分頃に合意...6時15分に生産再開

チョン・ジェウン記者 2011.06.11 11:30

現代車の故パク・ジョンギル組合員『非常対策委(労組)』と会社が6月11日未明 4時10分頃、『故パク・ジョンギル組合員死亡関連合意』した。

非常対策委の5つの要求に対して労使は、

  1. 労災に準じる合意の件
    -遺族と協議して遺族補償慰労金を支払う。
  2. 未亡人直営採用の件
    -未亡人と協議して、望む時期に就職を斡旋し、今後子ども1人を本人が希望すれば直営で採用する。
  3. 支援室長、実名議論者(2人)処罰の件
    -本件を調査して、関連の程度により厳正に人事措置する。
  4. 工場長の公開謝罪の件
    -工場長名の謝罪文を掲示する。
  5. 組合活動関連保障の件
    -団体協約と労使関係の合意書を遵守し、組合活動を保障する。

と合意した。

現代車支部牙山工場委員会(労組)の関係者は、最初の要求である『労災(労働災害) に準じる合意の件』は、労働災害での処理ではなく『遺族補償慰労金』で整理 されたとし、「労働災害の補償水準と見れば良い」と明らかにした。三つ目の要求 である『支援室長、実名議論者(2人)処罰の件』についての『調査』の部分は 『会社の調査』を意味し、これに関して会社は「厳正な人事措置をすると約束した」 と労組は伝えた。

タイムオフと現場弾圧に抵抗して自決した故パク・ジョンギル組合員(労組職責 『労働安全保健委員』)非常対策委は、6月10日の午後2時からマラソン交渉を続 けた。午後2時に第一回交渉、午後4時に実務交渉を行った。午後8時頃に終わった 実務交渉で、非常対策委と会社は意見の接近ができず、非常対策委は独自に会議を 開いた後、午後11時40分頃に第二回交渉に入った。

『非常対策委(労組)』は14時間後に会社と合意した後、午前4時30分頃に代議員 懇談会を開き、交渉の結果を報告した。これにより労組は午前5時15分頃、現場 巡回をして夜間組の組合員に合意案を説明し、午前6時15分から生産を再開する 計画だ。夜間組の組合員は朝8時まで二時間(残業)ほど勤務する。

非常対策委は現代車労働組合葬で故人の葬儀をすることにし、13日(月曜)拡大 運営委員会で葬儀方式と日程などを決めることにした。故人は現在、温陽葬儀場 に安置されている。

一方、労組側非常対策委員会は金属労組(ヤン・ドギュン副委員長)+現代車支部 (イ・ギョンフン支部長)+牙山工場委員会役員3人(チョン・スンイル議長、イ・ ファベク副議長、チェ・ドングク事務長)+牙山工場委員会代議員代表3人+監査 委員2人+遺族代表の11人で構成された。(記事提携=メディア忠清)

[出処:現代車支部牙山工場委員会]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-06-13 04:49:33 / Last modified on 2011-06-13 04:49:35 Copyright: Default

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