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大宇造船カン・ビョンジェ、88日で送電塔高空籠城解除

2日午後1時に座り込み解除...使用者側との合意書は非公開

ユン・ジヨン記者 2011.06.02 14:06

慶尚南道巨済の大宇造船海洋送電塔で高空籠城をしていた大宇造船下請労働者 組織委員会(下労委)のカン・ビョンジェ議長が88日で座り込みを解除した。

[出処:大宇造船現民闘]

カン議長は2008年に下労委を結成し、下労委の機関誌を発行しながら、現場を 組織してきた。また現代重工業と三湖重工業、大宇造船の下請労働者が参加す る『造船下請労働者連帯』を作って活動していた。

だが下労委で活動していた2008年、カン議長が所属する下請業者が突然廃業し、 彼をはじめ4人の労働者が突然解雇された。そのためカン議長は下労委結成を防 ぎ、労働弾圧をするための偽装廃業だと主張して1人デモなどの闘争を続けてきた。

そのためカン議長は3月7日未明、大宇造船非正規職1万5000の労働者の正規職化 と下労委組織結成への元請業者介入の中断を要求し、20mの送電線鉄塔に上り、 88日後の6月2日午後1時頃に座り込みを解除した。

彼は高空籠城に突入する前、「形式的な請負契約とは無関係に実際使用の有無、 事業経営上の独立性、実際使用事業主としての指揮命令権保有などを見る時、 大宇造船海洋が非正規労働者の実質的な使用者」とし「私は大宇造船海洋に 直接雇用を要求して、死を覚悟して鉄塔に上がる」と言っていた。

カン議長の高空籠城が長びき、民主労総側はカン議長の要求を中心に使用者側 と交渉した。カン議長は労使合意を組合に委任し、確約書の内容は公開しない と決めた。元職復職に関しては確約書に基づいて大宇造船労働組合、金属労組、 民主労総と共に解いていく予定だ。

一方、座り込みを解除したカン議長は大宇病院に運ばれ、以後、巨済警察署に 出頭して調査を受ける予定だ。カン議長は「確約書に基づいて来年末までには またなつかしい作業場で動き始め、仲間と会う」とし「これから大宇造船労組 と共に非正規職労働者の組織化事業と処遇改善に邁進する」と述べた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-06-04 11:27:38 / Last modified on 2011-06-04 11:27:49 Copyright: Default

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