本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:現代車非正規職1500人、解雇など懲戒 金属労組事業場で最高
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1305679918880St...
Status: published
View


現代車非正規職1500人、解雇など懲戒受けて

金属労組事業場最大人員...187人告訴告発、23人逮捕令状

ユン・ジヨン記者 2011.05.17 13:08

昨年11月に工場占拠ストライキに突入した現代自動車蔚山、牙山、全州工場の 非正規職労働者1500人が解雇、停職・減俸などの懲戒を受けたことが伝えられた。

労働者1500人もの懲戒は、金属労組所属事業場のうち最大の懲戒人員と 記録されている。

金属労組によれば、現在までに解雇された人員は、蔚山48人、牙山41人、全州 15人、計104人になる。最大停職3か月の懲戒を受けた労働者もまた蔚山490人、 牙山160人、全州9人で659人と集計された。減給された労働者は牙山と全州だけ で329人、現在のところ集計されていない蔚山工場の減給、けん責懲戒者まで 足せば、懲戒人員の合計は1500人になりそうだ。

使用者側の告訴告発と拘束、手配、逮捕現況も深刻だ。現代自動車は、187人を 告訴告発し、検察は23人に逮捕令状を発行した。現在蔚山工場で5人が拘束、3 人が手配され、153人が告訴告発された。牙山と全州でもそれぞれ1人ずつ手配 され、12人が告訴告発されている。

金属労組は「5月17日現在、イ・サンス前支会長をはじめ、5人が蔚山拘置所に 収監されており、大法院勝訴の当事者で、2004年から現代車正規職として雇用 されるはずのチェ・ビョンスン前金属労組未非局長を含む5人が手配生活をして いる」と説明した。

実際に5月12日に開かれた蔚山地方法院刑事2単独(判事ソン・グムソク)裁判で、 裁判所はイ・サンス前支会長に業務妨害で懲役3年、ノ・ドグ前主席副支会長と キム・テユン前首席副委員長に懲役2年6か月、第1工場のキム・ソンウク代表と 第4工場のファン・ホギ代表に懲役2年を求刑した。また現在、180人ほどの蔚山、 牙山、全州の組合員が警察調査を受けている。

そのため労組は「韓国最大の財閥であり一流企業が、大法院の判決も拒否して 社会的弱者である非正規職労働者に苛酷で残忍な弾圧を続けている」とし、 「また、大法院の判決履行を要求するストライキは不法で、労働部はもちろん 高等法院、大法院までが不法派遣と判決した鄭夢九会長の勤労者派遣法違反は 無罪として告訴しないのがこの国の検察」と批判した。

これにより現代車蔚山、牙山、全州非正規職支会と正規職幹部、市民社会団体 の会員など700人ほどが5月17日午後5時、現代車全州工場の前で現代車非正規職 弾圧糾弾集会を開く計画だ。また現代車非正規職組合員200余人は5月18日から 二日間の民主労総上京闘争に参加し、正規職化闘争を続ける方針だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-05-18 09:51:59 / Last modified on 2011-05-18 09:52:01 Copyright: Default


世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について