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バスストライキ解決、全北高速が邪魔

労使交渉また失敗... 合意文賛否投票は30日以後に

キョン・ウナ記者2011.04.29 13:07

全北高速は、4月28日の労使交渉の席でも前日と同じ『韓国労総ストライキ憂慮』 と『民主労総先謝罪』を理由に、労使合意を拒否した。これでバスストライキ はもちろん、高空断食座り込みも29日で143日、35日目になる。

全北高速の労使交渉で議論された案は、労組認定、誠実交渉等を含む6つのバス 事業場の労使合意文と同じだ。全北高速は26日、全州地方裁判所から団体交渉 誠実履行と履行しなければ300万ウォンを運輸労組に支払えという判決を受けた ことがあり、合意を拒否できる状況ではない。しかし全北高速は最後まで労組 への強い疑いを捨てず、韓国労総と全州市民を理由にストライキ解決を遅らせ ている。

すぐ現場に復帰できると予想していた組合は失望の表情が歴然とし、全北高速 組合員は、他の支会組合員に申し訳ない思いを隠せなかった。

「今日できると思ったが、失望が大きい。全北高速が終るまで一緒に動き、現 場に復帰しなければ」(湖南高速。A組合員)、「他の支会の仲間に申し訳ない。 最後まで闘って、悪徳事業主をはね除けなければ」(全北高速。B組合員)。

この日、バス闘争本部は全北高速に補助金を支払い事業認・許可権などを握る 全北道が役割を果たしていないとし、全北道と全北高速を糾弾する集会を道庁 前で開いた。

[出処:チャムソリ]

[出処:チャムソリ]

運輸労組のパク・サフン バス本部長は、「全北高速ファン・ウィジョン社長に 合意を乞わない。合法的な争議権を利用して門を閉める自信がある」として 「悪徳事業主と結託したキム・ワンジュ道知事と道議会議長をはっきり懲らし める」と明らかにした。

全北高速支会のチョン・ホングン争議部長は「全北高速のために多くの事業場 が業務復帰できず申し訳ない。全羅北道バス事業場を変える先頭に立つ」と話 した。

その後、運輸労組は30日に総会を開き、労使が合意した6つの事業場だけで賛否 投票をするか、全北高速の合意後に投票するかを決めることにした。

また、バス闘争本部は28日に全州国際映画祭が開幕した中、これを対象とする 闘争はしない計画だ。全州市内バス事業場はすべて労使合意し、全州市がひと まず役割は果たし、全州市民に不要な不便を与えかねないという憂慮と、全北 高速を圧迫しなければならないという理由だ。

市民対策委、全北高速に誠実交渉を要求

一方、バスストライキ市民対策委は28日に論評で、「今週にバスストライキが 一段落すると期待した市民は大きな失望を感じている」とし「民主労総に謝罪 を要求するファン・ウィジョン社長こそ、労働者と市民を苦しめた自分の誤り をまず謝罪して、誠実に交渉に臨め」と主張した。

また、「バスストライキ解決の努力が水の泡にならないように政界と関係当局 も最後まで交渉に努力しろ」と要求した。(記事提携=チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-05-01 10:57:04 / Last modified on 2011-05-01 10:57:05 Copyright: Default

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