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西原大清掃労働者、「10年働いても最低賃金、生理休暇もない」

西原大清掃労働者労組、賃金団体協議交渉足踏み

シム・ヒョンホ記者 2011.04.24 09:45

忠北西原大清掃労働者の交渉は一件も合意せず足踏みしている。

▲西原大分会は21日の昼休みに学校で宣伝戦を行った。

全国公共サービス労組平等支部西原大学校分会(以下 西原大分会)は、テチョン 産業開発と5回目の賃金団体協議をしたが、特に進展しなかったと明らかにした。 彼らは最低賃金ではなく物価と状況を考慮して労働者の最低生活費を保障しろ と生活賃金と生理休暇を要求している。

テチョン産業開発は4年連続成長企業(2002年)、10年連続黒字企業(2008年)で、 2009年まで西原大学校と清掃用役の随意契約を続けてきた。そのうち随意契約 が問題になり、2010年には入札でヨンチャン産業が西原大学と契約し、2011年 にはテチョン産業開発がまた担当した。

西原大分会によれば、テチョン産業開発は「4次交渉には使用者側で実務者だけ がきて交渉代表はこず、何も進まなかった。5次交渉も使用者側が複数労組時代 を迎え、労働者の結社の自由を保障するので西原大分会を唯一交渉団体とは認 められない」と言ったという。西原大分会は「このような使用者側の態度は、 交渉の意志がないとしか見られない」と明らかにした。

全国公共サービス労組平等支部のムン・ソルィ公共組織部長は「30人のうち、 27人が労働組合に加入している。ほとんどが10年以上働いているが、私たちを 除外して何を交渉するのか理解できない」とし、「10年間最低賃金で年次手当 も受け取れず、抑えられて暮してきた清掃労働者の実質的な自由、生存権を巧 妙に踏みにじる態度は、あまりにもひどい」と話した。

テチョン産業開発の関係者は「交渉が進まない問題には特に理由はなく、現在 は交渉が進む過程でしかない」と説明した。

一方、西原大分会は6次交渉を4月28日にしようと使用者側に要求している。 (記事提携=メディア忠清)

▲西原大分会は21日の昼休みに学校で宣伝戦を行った。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-04-26 08:38:44 / Last modified on 2011-04-26 08:38:54 Copyright: Default

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