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韓国:現代車-現代重の下請労働者が出会う
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現代車-現代重の下請労働者が出会う

「共に非正規職をなくす闘争をしよう」

チョ・ソンウン記者 2011.03.18 13:47

現代車と現代重工業の下請労働者が出会った。第一高給食調理員、才能教育教 師との連帯闘争に続き、現代車非正規職支会組合員は3月17日午後6時、現代重 工業プラントのゲート前で、非正規職撤廃東区対策委と共に宣伝戦を行った。

この日の共同宣伝戦で、現代車非正規職組合員たちは、現代重工業下請労働者 も憤然と立ち上がり、共に非正規職制度そのものを変える戦いをしようと訴えた。

現代車非正規職支会のユン・ソゴン代議員は「労働者は労働者でしかない。正 規職と非正規職に分れて1次と2次、3次に分かれてはいない。ただ労働者は労働 者でなければならない」とし「階級内部の差別と非正規職をなくす戦いを共に しよう。現代重工業下請労働者たちも黙っていないで、憤然と立ち上がって戦 おう」と訴えた。

現代非正規職支会のチョ・ミソン現場委員は「現代重工業の下請労働者には、 労組に加入していない人が多いと聞いた」とし「現代重社内下請支会に加入し、 われわれ現代車非正規職組合員と共に戦おう」と力を入れて話した。

尾浦現場闘のキム・ソクチン議長は「現代車非正規職の仲間たちがみなさんと 会うために現代重工業にきた。今、現代重工業社内下請支会は組合員のいない 労組に近い。旗だけ翻る労組ではなく、大勢が加入して、正規職のように力を 持って戦わなければならない」とし「つらくても、団結へとこの峠を越えてい こう」と話した。

続いて「2009年の尾浦闘争の過程で深夜テロが強行された。2年経っても解決し ていない。現代重工業警備員が消火器と鉄パイプで労働者にテロをしたのだ。 東部警察署、警察庁の警官も使ってテロを行った」とし「鄭夢準(チョン・モン ジュン)議員は一日もはやく深夜テロ事件の問題を解決しろ」と要求した。

現代車非正規職支会のイ・ジンファン代議員は「同じバイクにお父さんは正規 職、息子は非正規職で出勤するのがこの時代の現実だ。非正規職制度のために 現代重工業下請労働者が抑圧され、昨年は賃金も削られたと聞く」とし「現代 重工業の下請労働者たちも、労組の旗に集まろうと努力していると聞く。一人 では戦えない。集まって、肩を組めば戦える」と団結を訴えた。

続いて「現代車非正規職闘争は、単に正規職化を要求するものではなく、この 国の構造を変える闘争、非正規職制度自体を変える闘争」とし「現代重工業の 下請労働者たちもみんな固く団結して、私たちと一緒に戦ってほしい」と力を 入れて話した。

共同宣伝戦を終え、現代重工業社内下請支会のオ・セイル支会長は「現代車 非正規職非常対策委に懇談会を提案し、定期的な共同闘争を提案する」と述べた。

一方、現代重工業の管理者と警備員、東部警察署情報課の職員も全員出てきて 写真を撮り、査察に忙しかった。

すべての社内下請を正規職化しろという現代車非正規職組合員の呼び掛けは、 現代重工業下請労働者の共同の要求で、退勤した現代重工業下請労働者は闘う 現代車非正規職組合員の呼び掛けに耳を傾けた。現代資本が最も恐れることが 今、始まったのだ。(記事提携=蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-03-20 03:38:31 / Last modified on 2011-03-20 03:38:33 Copyright: Default


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