「韓国労総はバスストライキの世論糊塗を中断しろ」

韓国労総、市民社会団体に不法ストライキ主張する文書と写真を送る

韓国労総全北本部は先週、全北の市民社会団体に郵便を発送して、民主労総の ストライキは不法であり、バスストライキの本質を見るべきだと主張したことで、 市民社会団体が反論の論評をした。

韓国労総全北本部のペク・チョンヒョン事務局長は、全北地域約200の市民社会 団体に郵便を発送し、「市民社会団体がバスストライキの真実を間違って理解 しているようだ」と発送の理由を明らかにした。また、「正々堂々と要求する ストライキをするだけでなく、なぜ他の車を運行させないようにして、通りか かる車にパチンコを撃ち暴力を使うのか」と声を高め、「交渉権を認めろとい うが、韓国労総が簡単に渡すか」とも話した。

▲先週、韓国労総全北本部は全北市民社会団体がバスストライキの真実を間違って理解しているとし、バスストライキは不法だという文書を約200か所に送った。

対策委、「韓国労総は世論糊塗を中断して反省しろ」

これに対し、バスストライキ解決のための全北市民社会団体対策委(対策委)は 「バスストライキの世論を糊塗し、ストライキ事態を悪化させる欺瞞行為」と し「街に出て労働者の呼び掛けを聞いて反省しろ」と批判した。

彼らは「韓国労総中央の広報宣伝局の担当者も、車両損傷などの事件は、警察 と検察がはっきりしないと認めたのに、韓国労総全北本部がこうした悪意の宣 伝をするのは使用者側、警察などを助け、バスストライキを揺さぶる陰湿な攻 撃行為」と指摘した。

また「韓国労総幹部が、バス労働者が受け取るはずの3年分の賃金1000万ウォン を放棄させ、自分たちは月70万ウォン上がる賃金協約を結ぶ御用行為をしたこ とが今回のストライキの直接の原因だった」とし「韓国労総は恥じるべきだ」 と指摘した。

闘争本部、「意図的な写真」

▲韓国労総が郵便に同封した写真

▲韓国労総が郵便に同封した写真

一方、韓国労総全北本部が、バスストライキ労働者の暴力性を裏付けるために 貼付した写真二枚についてバスストライキ闘争本部のキム・ジニョク状況室長 は、「組合員は鎌を持ってきたのではなく、鎌を片づけるために持っていた。 鎌は使用者側か韓国労総が持ってきたと見られる」と話し、また他の写真には 「代替人材を追い出す過程であり、代替人材を防ぐのは正当だと判断する」と 説明した。(記事提携=チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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