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現代車牙山非正規職、懲戒拒否、全面スト

全組合員が懲戒委への出席を拒否...3日に部分スト予告、労使対立が本格化

チョン・ジェウン記者 2011.03.02 15:12

現代車牙山工場社内下請業者が3月2日の午前9時から懲戒委員会を開いたが、 社内下請支会(非正規職労組)が全面ストで懲戒阻止闘争に突入した。

各下請業者に所属する組合員は、懲戒委員会出席を拒否し、約160人の組合員が 集まって各事務室の前で抗議集会をした。

続いて社内下請支会は午前10時頃、牙山工場の中の民主広場で集会を開き懲戒 の不当性を伝え、現代車使用者側が不法派遣と判決された非正規職を正規職に 転換せよと主張した。

▲民主広場で集会を開いている社内下請支会[出処:社内下請支会]

この過程で労使間で小競合になったが、幸い負傷者はなかった。社内下請支会 によれば、午前10時の集会の時に現代車の元請管理者がソン・ソンフン支会長、 ヤン・フェサム副支会長を繰り返し外に引き出そうとした。昼休みに合わせ、 午後12時に艤装部食堂の前で昼食集会を開こうとした組合員は集会を開く前に 現代車管理者、業者管理者、現代車が雇用した外部の警備員業者職員により、 正門の外に引きずり出された。

現在、組合員たちは工場の外に出され、今後の闘争日程を共有している。社内 下請支会は、懲戒に対抗して、3日朝、工場内出勤闘争、昼食集会と昼間組の 4時間部分スト、夜間組の6時間部分ストに突入すると発表しており、労使の対立 は続きそうだ。支会は明日、部分ストに突入した後、全組合員が牙山市勤労者 福祉会館に集まり、今後の闘争計画を討論する計画だ。

現代車の下請10社は、2月28日、不法派遣正規職化闘争に賛同した労組組合員を 中心に懲戒委員会を開くといっせいに公示した。現代車の3つの(牙山、蔚山、 全州)非正規職労組が1月26日に現代車労使合意案を拒否して2派ストライキを 予告したことで、蔚山工場を始めとして本格的に『懲戒カード』を持ち出したのだ。

だが社内下請支会は2月23日に組合員総会を開き、全員一致で2派ストライキを 決意した。総会で支会は、牙山工場で懲戒委員会が開かれれば、ストライキに 突入すると決め、ストライキ出征式で、交渉決裂を宣言することにした。

一方、法院は昨年7月22日の大法院判決に続き今年の2月10日の高等法院破棄差 戻し審理でも、現代車蔚山工場で社内下請労働者として働き、解雇されたチェ・ ビョンスン氏は正規職だと判決した。また、高等法院は昨年12月12日牙山工場 社内下請労働者7人が提起した勤労者地位確認訴訟で「2年以上働いた労働者は 正規職」と判決し、特別なことがない限り事実上、現代車で2年以上働いた社内 下請労働者は正規職と確定したも同然だ。

だが現代車は法院の判決について、個人による訴訟の問題と片付けたり、法的 判決は最終的に確定していないとし、時間稼ぎ作戦を展開している。同時に、 非正規職労働者には懲戒、損害賠償、仮差押さえなどで圧迫しており、深刻な 労使対立は長期化する展望だ。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-03-02 20:39:55 / Last modified on 2011-03-02 20:39:57 Copyright: Default


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